ディズニーのテーマパークの中に隠されたメッセージから学ぶ人生の教訓
~さりげない場所にひっそり書かれた心に響く言葉~
楽しい経験や夢の世界を与えてくれる東京ディズニーリゾート
【パークの中にあるメッセージから学ぶ人生の教訓】
楽しい経験や夢の世界を与えてくれる東京ディズニーリゾート。しかし、楽しい経験だけでなく、「人生への教訓」や「深いメッセージ」が込められている場所も多くあります。
さりげない場所にひっそり書かれていたり、アトラクションの出口に書かれていたり…と様々。そんな心に響くメッセージをご紹介します。
■100ドル札の肖像画、ベンジャミン・フランクリンの格言
パークの中にはジョークやこだわりの物語だけでなく、人生の教訓になる言葉も隠れています。そんな中、有名な「Time is Money(時は金なり)」などの格言を残した、アメリカの100ドル札の肖像画にもなっている、ベンジャミン・フランクリンの言葉がいくつか隠れています。
■ワールドバザールに刻まれた「塵も積もれば山となる」
ランドのワールドバザールに入り、左側に曲がると街並みが並んでいます。そこにあるピンク色の建物の二階部分のウインドウには「THE DOUBLE CHECK CO.」と書かれています。
ここは会計事務所。その名の通り、「二重にチェックする」厳しい会計事務所の様ですね。
そしてその窓の下には「A PENNY SAVED IS A PENNY EARNED(1ペニーを節約する事は、1ペニーを儲けた事)」と小さく書かれています。
これは英語のことわざで「塵も積もれば山となる」の意味。厳しい会計事務所らしく、堅実さが伺えるキャッチコピーです。
■村の生活の厳しさを物語るペグおばさんの姿勢
ケープコッドにある、「アーント・ペグズ・ストア」。文字通りペグおばさんが経営する村の雑貨店です。このストアに入って、右奥の白い棚の上にはタペストリーの様なメッセージがあります。
ここには「An empty bag cannot stand upright(空っぽの袋は直立しない)」と書かれています。直訳すると意味が分かりにくいのですが、これは「中身が無ければ上手くいかない」と言うことわざ。
小さな漁村で厳しい生活を送るペグおばさんにとって、「蓄えは必須」という事が表現されているのですね。こうした格言が静かに刻まれているのもディズニーらしいこだわりです。
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