東日本大震災直後、ファッション誌は何を決意したのか。
2017年6月号で創刊20周年を迎える『STREET JACK』。そのバックナンバーを紐解きながら、当時の若者ファッションシーンを振り返ります。
「街こそおしゃれの教科書だ!」は当時のNo.1人気連載
この頃のSJでトップクラスの人気を誇ったのが
スナップ連載「街こそおしゃれの教科書だ!」。
毎月、「シャツ」「ジーンズ」「ブルー」などアイテムやカラーのトレンドテーマで、街のおしゃれさんをスナップするこの企画。
刺しゅう入りのシャンブレーシャツや、ボルドーのボウリングシャツなど、アイテムチョイスには若干時代を感じるものの、約5年前のファッションは今見てもそこまで違和感はない。
連載第2回で紹介した2008年6月号から3年しか経っていないのに、なんとも隔世の感がある。というか同じ雑誌とは思えない…。
その節目となった、2010年の「創刊以来の大リニューアル」については、連載のどこかのタイミングで触れたいと思う。