子育て世代が「わかる~!」と共感!
お父さんの育児エッセイが注目されるワケ
WEB連載「あおむろひろゆきのてくてく子育て日記」作者の魅力をひも解く
笑いあり、涙ありのお父さんの子育て奮闘記に共感する人が続出
人気女性漫画家やイラストレーターの、個性的でおもしろい子育て漫画や育児エッセイが増えている、ここ最近。そんな中、異色のエッセイがネット上で人気を集めています。
それが、漫画家・あおむろひろゆきさんが「お父さん目線」で子育ての様子を描いた漫画・エッセイです。
●あおむろひろゆきさんとは?
あおむろさんは1982年、京都生まれの漫画家・イラストレーターで、平日は会社員として働いている方です。お子さんが生まれたのをきっかけに、インターネット上で子育て漫画の投稿を始めたところ、瞬く間に人気コンテンツに。Twitterでは月間750万ものページビューを獲得しました。2015年には、初の子育て漫画『きみといつまでも 泣き虫おとうちゃんの子育て500日』(宝島社)も発売されるほど、話題を呼んでいます。
●あおむろさんが描く子育て漫画・エッセイのおもしろさの秘密
そもそもあおむろさんが子育て漫画やエッセイを描きはじめたのは、お子さんと過ごす毎日の中で起こる驚きや感動を、忘れないように記録しておきたかったことが理由なんだそう。そこも共感できるポイントなのではないでしょうか。
これまでは、お母さんの立場から書かれた子育てエッセイばかりが注目を集めてきました。あおむろさんの描く子育て奮闘記は、ちょっぴり不器用で、でも大きな愛情にあふれていて、お父さんならではの視点で育児の醍醐味が語られています。コミカルでくすっと笑えるときもあれば、切ない内容でジーンとくるものもあり、情緒豊かな作風も魅力の一つです。
●子育ての苦労、感動を共有できる作品
お父さんの育児漫画・エッセイとして話題を集めているあおむろさんの作品ですが、描かれている子育ての苦労、感動は、多くのお母さんたちが経験するものとよく似ているように感じられることでしょう。
毎日の子育てに疲れたり、悩んだりしているお母さんも多いと思いますが、作品を通して育児の大変さ、そして楽しさを、時にはお父さん目線で共有してみてはいかがでしょうか。