欅坂46・米谷奈々未さん
「演劇部とは空気が全然違いました」
土曜ドラマ24『徳山大五郎を誰が殺したか?』にまつわる欅坂46連続21日インタビュー第18回目
――では最初に、ご自身の演じるキャラクターと、他のキャストの中でどのような立ち位置なのかを教えてください。
米谷 私の演じるキャラクターは結構まじめなので、メガネとかかけてたりします。物事や状況を冷静に見ているところもあって。他のメンバーが話していることを要約して伝えたりもします。クラス内に守屋ちゃんのグループと菅井ちゃんのグループがあるんですが、どちらにも属していない感じで。遺体にもちょっと興味がある感じですかね。
――第1話の台本を拝見したのですが、(遺体の知識について)池上彰さんが言ってた、みたいなセリフもあって。
米谷 ありましたね(笑)。
――ご自身もそういう報道系の番組を見られたりするんですか?
米谷 あ、見ます見ます。特に池上彰さんだけを見てるってわけじゃないんですけど。でも、そういうインテリっぽいセリフも多くって、私自身(自分と)近いキャラクターなのかな?って思ったりもしてます。
――米谷さん自身の性格と、今回演じるキャラクターを比べて、似ているな、違うなって思うところはありますか?
米谷 私自身は冷静な子ではないので(笑)。一番そこが違うかなって。あ、でも作中では自分の知っている情報をドヤ顔で言ってる場面もあって。そういう言いたがりなところは一緒かな? って思います。
――元々(欅坂46内で)演劇部をやっていらっしゃいますが、今回実際にプロとしてカメラの前で演じなくてはならないとなって、いかがでしたか?
米谷 緊張、しましたね。もちろん演劇部とは違いましたし。欅坂46のイベントでやった演劇部は人数も少なくて、織田奈那と志田愛佳との3人グループで短いものを、って感じだったので。ドラマだと他の俳優の方もいらっしゃいましたし、かなり緊張しました。でも、撮影が始まって、今泉に(ナイフを遺体から)抜いちゃだめ!って止める場面があって。結構大声を出さないといけないんですが、最初上手く雰囲気が出なかったんです。その時(遺体役の)嶋田さんが「もっと声張っていいんだよ!」って教えてくださって。そこでちょっと緊張がほぐれて、嬉しかったですね。
――それでは次に、欅坂46に入ってからバレた隠し事や、今まだ隠していることってあったりしますか?