ミステリーハンター竹内海南江が、30年ずっと絶やさなかったもの
「世界ふしぎ発見!」ミステリーハンター歴30年目前の竹内海南江の秘密に迫る!
22歳で番組デビューしてから、ミステリーハンター歴30年目前、そして51歳。
同年代の女性のように、ホットフラッシュや自律神経の乱れなどに悩まされながらも、それでも未だに一年の大半を海外で過ごし、ゲテモノと言われるものを食べ、極寒から極暑地域まで体当たりで現場をリポートし、常に地球のふしぎを追っています。
番組では決して明かされることのない、彼女の信念や生きるエネルギーが詰まった最新エッセイ「あっというまに」(KKベストセラーズ)から、彼女が歳を重ねても輝く秘密に迫ります。
【その1】笑顔をたやさない
体当たりの取材がずっと続く中で、無理は禁物ということは百も承知とのこと。けれども、竹内さんは常に「笑顔」でいることを心がけています。その理由は、一緒に旅する方たちの安心につながることを願う気持ちからとのこと。
最近のロケでも長年同行しているスタッフの方が安心しきっていたほど、その裏に隠された体調不良などが伝わらず危ないこともあったそうですが、笑顔がもたらすパワーは計り知れないようです。
【その2】流れに身をゆだねる
竹内さんがミステリーハンターになったきっかけ、そして30年も続けている理由は、「偶然」の一言に尽きるそう。その当時、番組が30年続く、そして自身もミステリーハンターを続けるとは露にも思わず、現在新人スタッフのお母さんと同年代になってしまったことにも驚いているとか。
けれども、既成概念に決してとらわれずに、飄々と、淡々と、時に流れに身を任せて、仕事に向きあってきたことがこれほどまで長く続けてこられた理由のひとつとのこと。
【その3】常に「はじめまして」の気持ちで
これまで100ヵ国以上に訪れている一方で、同じ国に20回以上行っていることもざらな竹内さん。けれども毎回訪れる度に新鮮な気持ちの状態でいるといいます。それは、事前にいろいろな情報を溜め込んでしまうことにより、現地で振り回されることが多々あるから。
そのため、常に新しい知識を入れるためのスペースを生み出し、「はじめまして」の気持ちで臨むそう。
【その4】旅は準備から
30年、何度も何度も同じことを繰り返してきたなかで、一番怠らないのは「旅の準備」。竹内さんの代わりがいないことは周知の事実。
準備の具合によって快適さが違い、体調管理にもつながるといいます。さらに一緒のスタッフのことも思って、30年経つ今でも自分には直接関係のない薬や飴などありとあらゆる用意を怠らないそうです。
竹内さんがこれまで自然と行ってきたこと。
それは自分だけでなく、周囲のことも思う気遣いや、ストイックに自分と向き合う姿勢など、私たちが日々生きていくなかでもヒントになる要素がたくさん詰まっていました。
素のままの竹内さんが語る、生きる、旅する、歳を重ねるヒントを最新エッセイ「あっというまに」でもぜひご覧になってください!