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98%が感じた“音ハラ”…悩む人たちのリアルな声とは?職場でストレスを感じる音ランキング1位は「ため息や舌打ち」

~職場でストレスを感じる音の実態を調査~  何の音でも、「音」は迷惑でしかない!?

株式会社ウェブギフト(本社:東京都豊島区、代表取締役社長:冨田 仁)が運営する「オフィスギフト(URL:https://www.officegift.jp/)」は、オフィスワーク経験者を対象に、職場でストレスを感じる「音ハラスメント」に関するアンケート調査を実施しました。
調査期間:2025年3月26日~4月1日
調査機関:クラウドワークス
調査方法:インターネットでのアンケート調査
調査対象:オフィスワーク経験者
有効回答人数:300名


セクハラやパワハラをはじめ、近年では職場でのハラスメントがさまざまな形で問題となっています。
その中の1つに「音ハラ」があり、音に関する配慮を求められるケースが増加しています。
実際に、職場で他人が発する「音」に悩まされた経験がある方も多いのではないでしょうか?

株式会社ウェブギフト(代表取締役:冨田仁/とみたひとし)が運営する「オフィスギフト」調査 https://www.officegift.jp/

今回弊社が実施したアンケートでは、職場で音によるストレスを感じたことがある人は98%という結果になりました。
いったいどのような「音」に悩まされているのか、その実態に迫ります。
■職場でストレスを感じる音ランキング!

株式会社ウェブギフト(代表取締役:冨田仁/とみたひとし)が運営する「オフィスギフト」調査 https://www.officegift.jp/

どのような音を不快に感じるのかについてアンケートを実施したところ、一番多かったのが「溜息や舌打ち」で162票、次いで「談笑する声」が112票、「キーボードのタイピング音」が102票という結果になりました。
以下では、それぞれの回答に寄せられた声を紹介します。

第1位:ため息や舌打ち
「特に上司がため息や舌打ちをすると、職場の雰囲気がピリつき、自分が何かしてしまったのではないかと不安でストレスが溜まる。」(40代 女性)

「ため息や舌打ち。怒りの感情を言葉ではなく舌打ちやため息で周りにアピールし、不愉快にさせられた。」(30代 女性)
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ため息や舌打ちは、心証が悪いことからも多くの方がストレスを感じたことがあるようです。音を発している本人は無自覚なことがほとんどでも、周囲にはストレスがかかっていることもあるので、すべての人が気を付ける必要があるといえるでしょう。

第2位:談笑する声
「私語の多い人がおり、そちらに気をとられたくなくても耳に入ってしまう事、時に話を振られ、会話をしなければならない時もあり、自分の仕事に集中出来ず、仕事は進まない上、ストレスが溜まりました。」(40代 女性)

「談笑する声。仕事をしている中で、数人で談笑している声が聞こえると、何を話しているのか気になるし集中力が削がれる。」(40代 女性)
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雑談は、業務を円滑に進めるためのコミュニケーションになることも多くありますが、盛り上がりすぎてしまうと周囲に迷惑がかかることも少なくないようです。周囲の状況を見ながら、節度を持って話す必要があるといえるでしょう。

第3位:キーボードのタイピング音
「集中したいときに強いタイピング音が聞こえると、自分の仕事に集中できなくなるのでやめてほしい。」(30代 女性)

「隣のデスクの人のタイピング音が大きく、電話を取ってもその音が気になり、内容が耳に入ってこないのがストレスに感じました。また、以上に大きな音でキーボードを叩いているのを見ていると感情的になっていて、恐怖感を覚えました。」(30代 女性)
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キーボードのタイピング音は、コメントとして最も多く寄せられていました。
タイピング音が必要以上に大きい音だと、集中力を削がれたり場合によっては恐怖心を覚えたりすることもあるようです。

第4位:引き出しやドアを乱暴に閉める音
「引き出しやドアを乱暴に閉める音が一番苦手。職場で一番響くと思う。がさつな人ほど音を立てて閉める。周りへの配慮に欠ける気がしてイライラする。」(30代 女性)

「職場で、机の引き出しを激しく開け閉めしたりして、怒っているのかなと、とても不愉快になった。」(20代 女性)
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引き出しや机を乱暴に閉める音は、集中力を削がれるだけでなく、場の雰囲気を悪くしてしまうため、大きなストレスを感じる方が多いようです。
当たり前のことではありますが、職場では必要以上に大きな音をたてないような配慮が必要といえます。

第5位:独り言や鼻歌
「独り言。こちらに話しかけているのかいないのか絶妙にわかりにくい人がいたので、常に今のは話しかけられたのか独り言なのかを考えなくてはいけなくて、ストレスでした。」(30代 女性)

「斜め前に座っている方が独り言が多く、私に話しかけているのか時々気になってしまう。そしてたまに私に話しかけている時があるので、どっちなんだ!と思ってしまう。」(40代 女性)
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独り言には、「自分に話しかけられているかどうかが気になってしまう」といった内容の声が多く寄せられていました。
気になって業務に集中できないことで、ストレスを感じてしまうという方も少なくないようです。

第6位:鼻をすする・鼻をかむ音
「花粉症の職員がいて、仕方ないとは分かっていても、数分おきに鼻を大きくすする。困ったのが、会議を録音したボイスレコーダーにもすする音が逐一入っていてテープおこしの時もストレスだった。」(30代 女性)

「生理現象なので、仕方ないのですがくしゃみや鼻をすする音がとても不快です。遠慮しながらならそんなに気にならないですが堂々とやっているとストレスです。」(40代 女性)
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「仕方ないのはわかるけども……」といった内容でのコメントが多かったのが、「鼻をすする・鼻をかむ音」です。
生理現象だからと、配慮が見えない場合にストレスを感じる方が多いようです。

第7位:クチャラー
「事務室でお弁当を食べているのですがクチャラーが本当に不愉快です。前はコロナ対策でアクリル板を立てていたのですが、今は取り払われてしまったので余計に気になります。」(50代 女性)

「一番のストレスはクチャラーです。本当に耳障りでストレスで、仕事にならないです。軽食自由の職場だったので頻繁に被害があり、こちら作業効率が落ちてしまうので困りました。」(20代 女性)
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クチャラー(口を開けて咀嚼する音)は、食事マナーの観点からも多くの人を不快にさせやすい音です。
中でも、軽食自由な職場では逃げ場がないため、大きなストレスとなるでしょう。
■「音ハラ」が与える影響

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音によるストレスの影響について尋ねたところ、最も多かったのが「ストレスが溜まった」で215票、次いで「仕事に集中できなかった」で205票、「その人に苦手意識を持つようになった」で147票となりました。

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続いて、人によって不快に感じる度合いが違うと思うかについて調査したところ、80%以上の方が「とてもそう思う」「ややそう思う」と回答しました。
誰が発した音なのかによって不快に感じる度合いが違うことも、「音ハラ」の問題が一筋縄ではいかない要因であることが伺えます。
以下に、それぞれの回答に寄せられた声を紹介します。

□とてもそう思う・ややそう思うと回答した人の声
「嫌いな人が大きな音を出していると、仲の良い人が同じ音を出すときよりも大きく感じるから。」(30代 女性)

「いつも穏やかな人だと、勢い余ったのかなと思うけど、そうでない人だと、イライラを撒き散らすような人な感じがして近寄りたくない。」(40代 女性)

「苦手な人の話し声は特に耳に残りやすい、聞き取れやすいので気になってしまう。」(20代 女性)

「この人であれば仕方ないか、というような人もいなくはない。」(20代 男性)
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印象があまり良くない人に対しては、より音が大きく聞こえてしまったり、攻撃的に聞こえてしまったりするといった声が寄せられました。普段の行いなどからも、音が与える印象が変わってくるといえそうです。

□あまりそう思わない・まったくそうは思わないと回答した人の声
「不快な音は誰が鳴らそうと同じだと思うから。」(30代 女性)

「舌打ちそのものを不快に感じるためです。」(40代 女性)

「どんなに好きな人や仲が良い人でも、自分にとって不快な音に変わりはないから。」(40代 女性)

「くちゃくちゃ音はどんなに仲のいい人でも、どんなに尊敬している人でも無理だから。」(20代 女性)
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あまりそう思わない・まったくそうは思わないと回答した人からは、「不快に感じる音は誰が出していてもストレスに感じる」といった声が多く寄せられました。
全体の割合から考えると多くはないものの、音そのものに苦手意識がある方は一定数いらっしゃることがわかります。
■直接注意するのは難しい?音ハラへの対処について

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職場での「音ハラ」にどう対応するかを調査したところ、「自分が対策する」と回答した方で約45%、「我慢する」と回答した方で約33%となりました。
以下では、それぞれの対応について寄せられた声を紹介します。

□自分が対策する
「注意するのも気を遣うし、関係を悪くしたくないので、自分で対策をするのが一番ストレスが少ないと思います。特に集中したいときはノイズキャンセリングイヤホンを使っています。」(30代 女性)

「職場で不要ないざこざに巻き込まれたくないし、自分が対策して解決できるのならばそのほうが早く解決できるから。」(40代 女性)
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「自分が対策する」と回答した方の声で多く寄せられたのが、「職場での他人との関係を悪化させたくない」といった内容でした。
本人に直接言うと角が立つし、自分で対策をしたほうが手っ取り早いと感じている方も多いようです。

□我慢する
「あからさまに人に対して悪気がある音は注意するか話しかけてどうにかしたいですが、わざとじゃない可能性があるものばかりなので伝えにくいです。」(30代 女性)

「自分も知らずに相手に迷惑をかけているのかもしれないという思いと、イライラするような音を出す相手と、必要以上に関わりたくないからです。」(50代 女性)
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「我慢する」と回答した方からは、「わざとじゃないかもしれないから」「自分も迷惑をかけているかもしれないから」といった内容の声が多く寄せられました。
他人の状況などを考えて、ついつい我慢してしまうという方も多いようです。

□本人に注意する
「ハラスメントは、基本的に言って、気付いて貰うのがまず一歩だと思いますし、言われて直らない、音もしくは続けるなら上司に言います。」(40代 男性)

「本人にが無意識にやっている可能性が高く、直接言わないと伝わらないと思うから。」(20代 女性)
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「本人に注意する」と回答した方の声で多かったのが、「直接言わなきゃ伝わらない」「まずは気付いてもらうことが大切」といった声です。
このような意見に対しては、はっきりと物事を言えるのが羨ましい……!と感じる方も多そうです。

□職場全体に注意する
「音ハラしている本人は無自覚なことが多い。全体に呼びかけることで、まずは音に対する意識付けをすることが大切だと思う。」(40代 女性)

「直接言うと角が立つので『こういうことに注意しましょう』のようにオブラートに包んで職場に広める」(50代 女性)
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「本人に直接言うのははばかられるけども……」といった声が多く寄せられたのが、「職場全体に注意する」の回答です。角が立たないように配慮してほしいことを伝えるには、有効な手段の1つといえるでしょう。
■「音」への配慮はどこまで必要?

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職場での音ハラに関する配慮について調査したところ、「配慮すべき」が35%、「多少は仕方ない」が約34%とほぼ同数の結果になりました。
次いで「少しは配慮すべき」が約30%、「配慮は必要ない」がわずか1%となっていることからは、音ハラに関して各々が周りに配慮をする姿勢が大切だといえるのではないでしょうか。
以下では、それぞれの回答に寄せられた声を紹介します。

□配慮すべき・少しは配慮すべき
「多くの人にとって生産効率を下げる要因となりうるのでそれを理解した上で配慮して欲しいと思います」(50代 男性)

「なるべく音は立てないという気持ちを持つことは大切。」(30代 男性)

「完全にやめることはその方の癖でもあるので難しいと思いますが、『またやってしまったな』くらいの自己認識は欲しいと思います。」(50代 女性)

「音の種類にもよりますが、人それぞれ苦手な音というものがあると思うので、一人一人が意識をし、配慮するべきなのかなと思ったからです。」(50代 女性)
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「配慮すべき」「少しは配慮すべき」の回答には、配慮する意識を持つことの大切さについて多くの声が寄せられました。
実際の行動はもちろんですが、まずは姿勢から変えてほしいと感じている方が多いようです。

□多少は仕方ない
「いろんな価値観の人が一つの部屋で作業している。多少は妥協するしかないと思う」(50代 女性)

「ガサツな傾向のある人に配慮ある気遣いは難しいのだろう、という諦めの気持ちがあるから。」(50代 女性)
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「多少は仕方ない」の回答には、「職場ではさまざまな価値観の人が働いているので、多少は仕方ない」といった内容の声が多く寄せられました。
折り合いをつけて対策をすることも、ストレスを最小限に抑えるためのコツといえるのかもしれませんね。
■職場での「音ハラ」を防ぐには一人ひとりの意識が大切
本調査では、実に98%もの人が職場で“音”によるストレスを経験していることが明らかになり、内訳は「ため息や舌打ち」「談笑」「タイピング音」など、日常的な音が多く挙げられました。
さらに「音ハラ」は、従来のハラスメントと異なり本人が無自覚なケースが多く、周囲も自衛や我慢で対処してしまいがちなこともわかりました。

働きやすい職場環境を築くうえで重要なのは、単に「音を出さない」ことではなく、「音が他人に与える影響を想像できる協調性」や、「業務の妨げとなる事象を指摘し合える関係性」を育むことです。
音に対する感じ方や許容度は人それぞれ異なるからこそ、互いに配慮し合える環境づくりが、結果として組織全体のパフォーマンス向上にもつながるのではないでしょうか。

◎本記事の監修者
ギフトコンシェルジュ:冨田仁(Mr.Gift)

株式会社ウェブギフト(代表取締役:冨田仁/とみたひとし)が運営する「オフィスギフト」調査 https://www.officegift.jp/

「感謝」「応援」「お礼」「お祝い」…さまざまな心と心のつながりを代弁する贈り物文化に魅了され、ビジネス向けのカタログギフトを中心にプロデュースを行う。
“自己満足に終わらないプレゼントの選定”を得意とし、これまで15,000件以上のギフトの依頼を受けている。

○会社概要
会社名:株式会社ウェブギフト
所在地:東京都豊島区南大塚3-52-7 ブリッジファースト2階
問い合わせ電話番号:0120-666-937
代表取締役:冨田 仁(とみたひとし)Hitoshi Tomita
事業内容:ギフト・胡蝶蘭・観葉植物の販売
コーポレートサイト:https://www.webgift.co.jp/
オフィスギフト公式サイト:https://www.officegift.jp/

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