歯を磨かないと糖尿病、がんになる? 歯と病気の深い関係
『医者通いせずに90歳まで元気で生きる人の7つの習慣』発売記念コラム1
■さらに、歯周病はがんにまでかかりやすくなる
こうした歯周病と全身の病気との関係は、耳にしたことがある人もいるでしょう。
では、歯磨きとがんの関係については知っていますか?
歯磨きをしないと、口腔がん、咽頭がん、喉頭がん、食道がんにかかりやすくなることがわかってきたのです。
愛知県がんセンター研究所の研究では、一日1回歯を磨く人に比べて、一日に2回以上歯を磨く人はこれらのがんになるリスクが2割ほど低く、1回も磨かない人は7割も高かったそうです。
歯磨きとがんがなぜ関係するのでしょうか。それは、歯を磨かないと口の中の細菌が増加して発がん物質を増やすからではないかと考えられています。
歯磨きの回数でがんのリスクが変わるとは驚きかもしれませんが、ただ毎日歯磨きをするだけでがんになるリスクを減らせるなら、習慣にしないほうがもったいないと思いませんか?
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