カンテレ社長会見、異例の超ロング2時間10分!! 全希望メディア27社参加 大多社長が中居とフジに怒りも
関西テレビ(カンテレ)の大多亮(とおる)社長(66)が22日、大阪市内の同局で新年社長会見を開催した。
テレビカメラ6台、27社48人の報道陣が詰めかけ午後4時30分にスタート。
タレント中居正広(52)の女性トラブルについて「私は把握しておりました」と一部週刊誌の通りと認め、中居やフジテレビに対して怒りの表情をにじませるなど、全メディアに開放された異例の会見は2時間10分に及んだ。
大多社長は冒頭、「私がフジテレビに在籍していた当時の事案です。1年半前の事案。この件については関西テレビは一切関与しておりません。取引をしている方々、スタッフ、ご迷惑ご心配をかけ心よりお詫びしたい」と謝罪。その後、CMについて「このことで30数社の方が提供を外すとかACに切り替わっている」と厳しい現状を明かした。
続けて、今回の問題を把握した経緯について「ある種の衝撃を私は受けました。とにかくこれは、この女性のケア、プライバシー、人権、精神のケアというのを本当にどれだけしっかりとやらなければいけないというふうに強く思ったのを覚えております。大変重い案件でありますので、これは社長には上げないといけない。あの、僕までで止めとくこともですね、考えられなくもないですけど…知ってる人が増えるということは避けた方がいいのかというような考えもありましたが、私の判断で港社長に上げた。その日のうちに上げたような記憶があります」と証言した。
本来なら『関西放送記者会』に所属する新聞社に向けての会見だが、先日のフジテレビ港社長の記者会見とは対照的に、この日は参加を希望する加盟社以外のテレビ局、ネットメディア、週刊誌、フリー記者など基本的には「他メディアを断らない」という方針で受け入れた。
さすがにテレビ局の生中継での放送はNGだったが、情報解禁時間の設定も無かった。
大多社長はフジテレビの執行役員や常務を歴任し2022年からは専務、昨年6月に関西テレビの社長に就任。
23年6月、中居と女性とのトラブルが起こった時には初期段階で報告を受けた人物とされ、一連の流れを知り尽くす人物として発言が注目されていた。
文:BEST T!MES編集部