トランプ政権「ケネディ暗殺機密文書」を公開。8万ページの中に新事実はあるのか?

トランプ米政権は18日(日本時間19日)、1963年のケネディ大統領暗殺に関する機密文書を新たに公開した。トランプ大統領によると、約8万ページに上るという。
NYタイムズ電子版は、国立公文書館がHPで公開した全てのファイルを開くだけでも2日を要し、解析にはなお時間がかかると報じた。冷戦下で敵対したキューバなど外国政府の関与説がささやかれるなど、陰謀論が根強い暗殺を巡り新事実が含まれているかどうかが注目される。
ケネディ暗殺は、ウォーレン元連邦最高裁長官率いる調査委員会が64年の報告書で元海兵隊員オズワルドの単独犯行だと結論付けたが、逮捕から2日後に警察署内で地元実業家に射殺され、動機などに不明な点が多いと言われている。文書のほとんどは既に一般公開。情報源の秘匿などを理由とした情報機関の要請で一部の公開が見送られていたため、CIAなどが関与したとの見方もくすぶっているが果たして。
文:BEST T!MES編集部