「隠れニモ」に「隠れアリエル」!? レアな隠れキャラはここで見つかる
祝・開園15周年! 売れっ子ディズニーブロガー・みっこさんによる、ちょっぴりツウなディズニーシーの楽しみ方②
フラッシュが点滅した後、向かって左上あたりの壁を見ていると、時々映画『リトル・マーメイド』のフランダーやセバスチャンなどのキャラクターの影が映し出されます。ここに実はアリエルの姿も時々現れるのです。
数分ごとに現れるいずれのキャラクターも、映し出されるのはほんの数秒間だけ。機会があれば探してみてくださいね。
■特定の場所からしか見えない隠れミッキー
一風変わった隠れミッキーとして、「ある特定の角度から見た時にだけミッキーになる」ものがあります。
例えば、ロストリバーデルタの「ミゲルズ・エルドラド・キャンティーナ」前の道沿いにある小屋にぶら下がっている「ひょうたん」。
ただのひょうたんに見えますが、斜めの位置からだと、ミッキーに見えるのです。しかし、角度を少し変えるとまったくそうは見えません。偶然かもしれませんが、ゲストが多く歩いてくる位置にあるところを見ると、意図的につくられていると考えられます。
続いては、「文字で表現された隠れミッキー」。こちらは難易度が高めです。メディテレーニアンハーバーの要塞の上にある「国際信号旗」に注目してみてください。これは、海上において船舶間の通信に利用される、世界共通の旗による信号です。
旗の一枚一枚が単独の意味を持っており、それぞれがアルファベットに対応しています。プロメテウス火山の前に建っているフォートレス(要塞)に掲げられている旗が意味するアルファベットを調べてみると、なんと、それぞれが「M」「I」「C」「K」「E」「Y」を表しているのです。これは一見しただけではわからない、「ミッキーの形ではない隠れミッキー」です。
3つ目は、アメリカンウォーターフロントにあるショップ「マクダックス・デパートメントストア」の正面入り口。ここにはタイルでつくられた模様があり、ある角度から見るとタイルの形がひとつだけ、ミッキーの横顔になっているのです。
タイルの位置をひとつ分ずらしただけなのですが、こんな細かなところにもこだわりが隠されているのですね。
また、「かなり限定的で二度と見られない隠れミッキー」もパークには時々存在します。それが見られるのは、新たなアトラクションや施設の工事が行われたり、リニューアルの際の囲いとして使用される「柵やフェンス」。その時期だけ描かれており、なくなってしまうと、もう二度と見られなくなるのです。
ここでご紹介したものを探すのも楽しいと思いますが、隠れミッキーは自分で発見した時の喜びが一番大きいもの。ぜひご自身でも、新しい隠れミッキーを見つけてみてくださいね。
<『701回通ってわかったディズニーシーで史上最高の1日を過ごす方法』(KKベストセラーズ刊)より抜粋>
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