朝ドラ『べっぴんさん』きみちゃん役でブレイク!
話題の実力派女優・土村芳にインタビュー
<『べっぴんさん』について編>
NHK連続テレビ小説『べっぴんさん』に出演で話題の女優・土村芳に直撃!!
――当時の神戸の人達の関西弁は、今と違ったりするんでしょうか?
土村 その時代の神戸のお嬢様なので、関西弁としても独特のものがあるそうです。ただ、本当に多くの方が見るドラマなので、「今の関西の方が聞いても違和感がなく、きちんと分かるような関西弁に」という方針で、方言指導の方が指導をしてくださいました。ベビーと子供服の店「キアリス」の4人の中では、明美さん(谷村美月)とほかの3人とは言葉遣いが違かったりするんですよ。
――ちなみにご自身も大学は京都ですが、そこで聞いた関西弁とも違いましたか?
土村 違いましたね。京都の大学は、関西圏のいろんな地方の人が集まっていましたし、私は「その関西弁違うよ」と言われるのがイヤで、あまり関西弁が移らないようにしていました(笑)。
ハツラツとしてキラキラした
君ちゃんを見せていきたい
――ご自身の演じた君枝については、どんな人物だと感じましたか?
土村 君ちゃんは生まれた時から体が弱くて、「この先いつまで生きられるか」ということを、周囲も自分も分からないまま、頑張って生きてきています。一日一日を難なく過ごせることのありがたみを感じながら、毎日をすごく大切に過ごしている子だと感じました。女学校時代は同級生との衝突とかもあり、セリフの言葉が強かったりするので、最初は「けっこう人に噛みつく子なのかな」って思っていたんですけど……。