女性が喜ぶ! 甘くておいしいワインを見分ける方法
人生を変えるワイン学 第11回
◆見た目で分かる! 甘口のシャンパン
シャンパンのエチケット(ラベル)には、必ず甘辛表示がありますので先ほどの辛口~甘口の6段階を覚えておくと見ただけで甘口かどうかがすぐに分かります。
甘口シャンパンを選ぶときには、「Sec」「Demi Sec」「Doux」とエチケットに書かれたものを選びましょう。
甘辛表示のほかに、シャンパンのエチケットには「メーカー名」「ワイン名」「品質分類」「アルコール度数」「容量」が書かれています。
品質分類では、シャンパンの表示は「Champagne」のみ。つまり、この文字があれば正真正銘のシャンパンという証明に。
◆スパークリングワインなら「アスティ」か「モスカート・ダスティ」「ランブルスコ」を選ぶべし!
シャンパンだとちょっと高いかな?という方にはお手頃価格なスパークリングワインがオススメ!
ではどうやって甘いスパークリングワインを見つけたらいいのでしょうか?
おすすめは、「アスティ(Asti)」「モスカート・ダスティ(Moscato d’Asti)」「ランブルスコ(Lambrusco)」を選ぶことです。
◆「アスティ」とは?
イタリアのピエモンテ州でモスカート種を使用して造られている甘口スパークリングワインです。マスカットジュースを炭酸水で割ったような味わいで、通常のワインと比べるとアルコール度数がかなり低いのでとても飲みやすいですよ。お酒のあまり強くない方にもオススメです。
さまざまなワイナリーから造られていますので種類はたくさんあります。
探すのに困ったらお店の方に「アスティありますか?」と聞いてみるといいですね。
◆「モスカート・ダスティ」とは?
こちらもイタリアのピエモンテ州でモスカート種を使用して造られている甘口スパークリンワインですが、ちょっとだけ泡が弱く微発泡性です。強い炭酸が苦手という方にオススメ! モスカート・ダスティもアスティと同様、通常のワインと比べるとアルコール度数がかなり低いので飲みやすいです。お酒のあまり強くない方にもオススメです。
種類がたくさんあるので、お店の方に聞いてみると見つけてくれますよ。
◆「ランブルスコ」とは?
イタリアのエミリア・ロマーニャ州でランブルスコ種を使用して造られている赤のスパークリングワイン。赤ワインに少し炭酸が入ったような感じで見た目もおしゃれで女子に大人気!通常のスパークリングワインより微発泡で辛口から甘口まであります。辛口といっても、渋みが少なく果実味が多いので飲みやすいです。
しっかりとした甘さがほしい方は、ランブルスコの中でも「Dolce」とエチケットの書かれたものを選ぶといいですよ。