女性が喜ぶ! 甘くておいしいワインを見分ける方法
人生を変えるワイン学 第11回
◆シャンパン&スパークリングワインの開け方
シャンパンやスパークリングワインを開けるときは「ポンッ」と音を出して開けてしまいがちですが、正式な開け方は音を立てずにします。
「スーッ」とガスを抜くように抜栓するとカッコイイですよね。
音を立てずに開けるためには、まずシャンパン&スパークリングワインを十分に冷やしましょう。ボトルの温度が上がると炭酸が活発になるからです。
冷やす温度は、6~8℃が適温ですが、甘口の場合は4℃くらいにキリっと冷やした方が酸味と甘味のバランスがよくなります。
では、抜栓していきましょう。
①キャップシールを取り外します。スパークリングワインのキャップシールは点線で切り込みがあったり、セロファンを剥がすと自動的に取り外せるものがあるので、そのまま手でキレイに取れます。
②親指でコルクの上部を押さえながら、
コルクを覆っている留め金を緩めます。
③コルク部分と留め金の上部をしっかりと押さえながら、ボトルの底の部分をゆっくりと回してボトルの口からそっとガスを抜いてコルクを抜き取ります。
※ポイントはボトルを回して開けること!
いかがでしたでしょうか。
今回頭に入れていただきたいのは、以下の3つです。
①甘口シャンパンを選ぶときには、「Sec」「Demi Sec」「Doux」とエチケットに書かれたものを選ぶこと。
②甘口スパークリングワインを選ぶときには、「アスティ(Asti)」「モスカート・ダスティ(Moscato d’Asti)」「ランブルスコ(Lambrusco)」を選ぶこと。
③シャンパンやスパークリングワインは、ポンッ!と音を立てずに開けること。
甘いスパークリングワインが飲みたい!と女性に言われたらもう安心ですよね。
この言葉を知っておけばレストランでもすぐに甘口を選ぶことができます。
プレゼントや家飲みでもワインショップやスーパーでも簡単に見つけることができるはず!
これから、このような具体的なシーンを通して、ワインの楽しみ方、そして何よりワインの美味しさをお伝えしていきたいと思います。
次回をお楽しみに!
*この連載は隔週水曜日更新予定です。