ボルボXC60に動物をよける機能を搭載か。ジュネーヴモーターショウで公開
KULUMA 「日常のクルマ」をイメージする 不定期連載第4回
ボルボ
スウェーデンでは毎年4万件レベルで野生動物と車の衝突事故が発生しているらしい。
それを防ぐためのテクノロジー研究をボルボは長年行ってきたが、ついにお披露目となるようだ。
搭載されるのはジュネーブモーターショウで発表予定の2018XC60。
ステアリングサポートと呼ばれるその新機能は、自動ブレーキで衝突を回避できない場合の機能。通行人、車、動物を監視し、時速50キロから100キロで作動する。
何をするかというと、言葉の通り、ステアリングをサポートするのだ。
衝突する可能性のある物体を避けるように、ステアリングが反応し、自動でハンドルを切る。
このステアリングシステムは他に車線をオーバーして対向車線の車との衝突を回避するためのサポートや、ブラインドスポットで把握されたものに警告するだけではなく、ステアリングサポートをするものも追加される。
すべてはセンサー、アラーム、自動ブレーキと続いた安全策のネクスト・ステップ。
アウディQ5のライバルだが、安全機能では一歩リードが確実のようだ。