あおむろひろゆきのてくてく子育て日記〈第27話〉「OPP」
あおむろさんの最近の悩み「OPP」とはいったい……!?
最近の悩み。例えば外出先で子どもがトイレに行きたいと言うので、個室でトイレを済ませますよね。それで、自分もついでに……と思い、ズボンとパンツをずり降ろすと、子どもが個室の鍵を開けて外に飛び出すんです。たいてい順番待ちの人が個室の前にいたりするので、その度に無防備なお尻を全力でさらけ出すことになります。
「ちょっ、何してんねん、あっ、すいません! 待ちなさい!」とズボンを上げて慌てて子どもを追いかけるんですけど、こんなことが一度や二度じゃない。ちなみに私はこれを「オシリプリーンプロブレム」、略して「OPP」と呼んでいます。
OPPだけではありません。一緒に温泉に行った時なんかは脱衣所を脱走して女性の脱衣所に突入したので、外から必死で名前を呼びました。幸い、その時は中にいらした方が外まで連れ出してくれたのですけど、まったくもって気が抜けない。いたずら心で飛び出すのはいいけれど、それが事故に繋がるかも……と思うと、どんな時でも目を離す事ができません。
OPPなんかは笑い話で済みますけどね。ほんとに子どもというのは、一瞬目を離しただけでいなくなる時があります。お店で迷子になったことも何度かありました。勿論、普段から外では子どもから目を離さないようにしてるのですけど、大げさな話ではなく、1秒くらい目を離しただけでいなくなることがあるんですね。忍者なの?っていうレベルで消える。そんな時は毎回、冷や汗をかきながら子どもを探すことになります。あれは本当に、心臓に良くない。
私達がいくら気をつけようとも、子どもが迷子になる時はなります。もう、どうしようもない。だからせめて自分は、街中で迷子になってしまっている小さな忍者を見つけたら、いつでも手を差し伸べられるような大人でありたいと思っています。
また、来週に重大発表をする予定ですので、どうぞお楽しみに!