滋賀長浜の「焼きさばそうめん」をさば缶で作ってみる
缶詰極旨レシピ(25)
■さばのうまみが沁みたそうめん
滋賀県長浜市には「焼きさばそうめん」という郷土料理があって、素朴ながらとてもウマい。作り方も面白くて、まずはさばの切り身を香ばしく焼き上げる。それを砂糖しょう油の濃い煮汁で煮るのだ。
焼きさばを煮ている間にそうめんを茹で、冷水で洗って絞っておく。そのそうめんを焼きさばの煮汁に入れてさっと煮込む。あとは、汁気を切ったそうめんと焼きさばを皿に盛りつけ、刻みねぎを散らせば出来上がり。
この料理を食べて僕が思ったのは「さばの醤油煮缶で作れるな!」ということ。どんな料理でも缶詰に置きかえて考える習性が身についてるんであります。
缶詰を使うことでの修正点は、さば缶のさばを魚焼きグリルで炙ること。本来のレシピと手順が逆さまになっちゃうわけだが、それも面白い。
結果は大成功。さばのうまみが沁みた汁が沁みたそうめんが(ややこしい)、誠に美味。
※RECIPE!!
①さば醤油煮缶の汁を小鍋に移す。さばは魚焼きグリルで炙る
②そうめんを茹でて冷水で洗い、しっかり絞って①の小鍋に入れ1分煮る
③皿にそうめんと焼きさばを盛りつけ、青ねぎを刻んで乗せれば缶成!