つい比べてしまう……自分の子どもと他人の子。やっぱりおかしい?
てぃ先生が教える「子どもの成長」
■育児本の数字はあくまで目安
1歳児クラスで言えば、極端な話、まだ赤ちゃんみたいな子がいれば、少しお兄さんお姉さんらしくなっている子もいるのです。
そこで比べたって仕方ないですよね。生まれた月が違うんですから。
またはお誕生日が近いのに、自分の子とほかの子で成長の度合いが違う場合。
これも違うだけです。
早かった、遅かったということではなく、例えば、
「その子は昨日オムツがとれた」「この子はこれからとれる」
これだけなんですよ。差があるのではなく、タイミングが違うだけ!
だから、なにかに焦る必要なんてないんです。
よく育児本にこんなことが載っています。
「オムツは○歳までにとれると良い」
「○歳までに自分で着替えられるようになると良い」
まるで必須事項のように書いてあることがありますが、あくまで目安なんです。子どもによって全然違いますから。
だから「この子はこうなんだ!」と自信を持ってください。
大人の不安そうな顔を見たら、子どもも不安になります。そっちの方がよっぽど問題だと思います。
ほかの子と比べて不安になるよりも、
「この子には、どんな素敵なところがあるだろう?」と、良いところをたくさん見つけて、それをいっぱい褒めてあげてください!
きっと、子どもも大人も笑顔になれますよ!(「ハンバーガグー」より構成)
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