真夏の古戦場を熱く照らす、一夜限りの「関ケ原ナイト2017」開催!
8月12日開催される、注目の夏の夜の歴史イベントをPICK UP!
歴史ファンの間で「聖地」とも呼ばれるほど愛されている関ケ原町には、町内の至るところに東西両軍の武将たちの陣跡がある。あの天下分け目の決戦に思いを馳せることができる、日本にふたつとない場所だ。
その関ケ原が8月12日の夜(19:30~21:00)、「古戦場ライトアップ」と題して光に包まれる。徳川家康最後陣地、石田三成陣跡、決戦地など9カ所にサーチライトによる「光の柱」が出現。美しい光に照らされ、普段とは全く違う古戦場の姿が見られるだけで心躍るという方も多いに違いない。
お楽しみはそれだけではない。ライトアップが始まる少し前の18:30から、島左近の陣跡と石田三成陣跡がある笹尾山の「ナイトウォーキング」が実施される(21:00終了)。
ランタン(貸し出し制)を持ちながら、ほのかに照らされる山道を軽めにトレッキング。あの三成が布陣した山上の展望台から、ライトアップで彩られた関ケ原の夜景を一望できる、初めての試みだ。
そして、もうひとつ。19:00~20:30に「旧関ケ原北小学校」のグラウンドで開催される「ナイトステージ」には、関ケ原七武将が登場し、甲冑劇「決戦!関ケ原」を披露。それに合わせて光と音によるパフォーマンスが会場を盛り上げる。甲冑劇の後は、松平定知さんが登場。「古戦場で関ケ原を語る」と題した講演と、司馬遼太郎の名著『関ケ原』の朗読を行なう。
NHKの歴史番組『その時、歴史が動いた』などでおなじみの松平さん。いにしえの兵(つわもの)たちを讃えるかのように、あの心地よい声が夜の関ケ原に優しく響きわたるのだ。
いつもは静寂に包まれる夜の関ケ原が、一夜限り光と音に彩られる。またとないこの機会に現地へ赴き、武将たちに思いを馳せてみてはいかがだろうか。
■詳細は関ケ原古戦場グランドデザイン公式サイト「みる!しる!かわる!関ケ原」をご覧ください。
http://battle-of-sekigahara.pref.gifu.lg.jp/event/town/sekigahara_night_2017.html
※雨天中止の場合は、上記ホームページにてお知らせいたします。