グッズを使った平泳ぎ習得
グッズを使った平泳ぎの練習法をご紹介します。
こんにちは!
今年のGWは遠出せず、近くでのんびり過ごした内村です。
のんびりってどんな感じ?
ええ、のんびりプールにいたんですが(笑)
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期間中、とても天気が良かったですが、
皆さんはいかがお過ごしでしたか?
実は、この5月より、僕のスクールが若干リニューアルされました。
毎週木曜日19:40のクラスはクロールに背泳ぎが加わり、
金曜日15:00のクラスもバタフライに平泳ぎが加わりました。
これで、スクールでも4種目が全て習得できる体制が整いました!
詳細は僕のHPをご覧ください!こちら↓
http://www.oyoginonayami.com/
さて、そんなこともありまして、
今回は、今までまったく平泳ぎを泳いだことがない方向けに
グッズを使った習得方法をお伝えしたいと思います。
まず、この平泳ぎ、他の泳法とまったく異なるあるポイントがあります。
そのポイントとは、ズバリ「足首」なんですね。
他の泳法は足首は常に伸ばしたままで、足の甲(表)を使ってキックします。
ところが、平泳ぎだけ、足首を曲げ、足の裏でキックします。
つまりこんな形になる必要があるのです。
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ところが、、、。
この足首は、年齢を重ねるにつれて、だんだん曲がりにくくなるんですね。
これは、ふくらはぎが硬くなるのと、すねの前の筋力低下(前脛骨筋と言います)の2つが
主な原因と言われています。
足首が曲がらず、つま先が伸び切ったままのキックを「あおり足」と言います。
今まで、水泳教室で、「あなたのキックは、あおり足です!」
そう言われた事がある方も多いのではないでしょうか?
「はい!私です!」
そんな声が聞こえてきそうです(笑)。
でも、大丈夫。
今回はそんなあなたの為にナイスなグッズを紹介します。
それがこれ。足首ストレッチャー。
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足裏のツボも表示されているこんなグッズ。
温泉や、スーパー銭湯などによくおいてあるアレです!
使い方は超カンタン。ただ立つだけです。
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この時、体が前に倒れたり、お尻が突き出たりしないように
真っ直ぐに立ちます。
これだけで、ふくらはぎがビンビン伸びるのが実感できます。
仮に、このように足首が硬くてお尻が突き出てしまっても、
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ひっくりかえして、角度を調節していただければ大丈夫です。
別にストレッチャーでなくても、ちょっと厚みのある電話帳などに
つま先だけ乗せて立つことでも同じ効果が得られます。
最近は転倒予防にも活用されています。
さて、準備が整ったところで、今度はプールで実践です。
でも、ここからがまたわかりにくいところです。
「足の裏で水をつかみ、後ろにキックしてください!」
おそらく、こんなアドバイスで皆さんキック練習をはじめるはず。
でも、この「足の裏で水をつかむ」感覚がよくわからないんですね。
「そもそも、足裏でモノもつかんだことがないのに、水をつかめ!と言われてもねえ。。」
ですよね~。
はい。中高年の皆さんは、こんな時もグッズに助けてもらいましょう。
こちら↓
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水泳習得用のフィンです。
スポーツ用品店に行けば、いろんなメーカーさんが売り出していますが
僕のオススメは、この先が丸くて、かかとにゴム掛けるタイプ。
これを履くことで足裏面積が、自分の足の1.5~2倍くらいになります。
すると、キックの時に抵抗が増え、水を蹴る感覚を得やすくなるのです。
やり方を解説します。
1、真っ直ぐな蹴伸び姿勢からスタート。
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2、ゆっくり膝を曲げながらかかとをお尻の方に引き付けます。
この時まだ足首は伸びたままでOK。
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3、キックを打つ瞬間に足首を直角に曲げます。
この時、ちゃんと足首が曲がっていれば、足裏に水の抵抗を感じることができます。
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4、半円を描くようにキックして、再び蹴伸び姿勢に戻ります。
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この繰り返しです。
いかがでしたでしょうか?
中高年の方で足首が硬くて平泳ぎで苦労している方は
このようなグッズを有効に利用してみると良いでしょう。
次回はもう少し平泳ぎを解説したいと思います。
お楽しみに(^^)