YouTuber財部亮治が語る、再生数を伸ばすコツ。
【Next YouTuberになるために#2】先輩たちに動画作成のノウハウをリサーチ!!
漠然と“おもしろい動画を撮ればお金になるんでしょ? 楽勝!”と思っているかもしれないが、それは大きな間違いだ。既に開拓され、成熟しつつある市場ゆえに、トライアンドエラーを繰り返してきた先人たちの教えは最高の教科書。数回に分けてお送りするプロのコトバを聞いて、より効率的な動画の作成に努めるべし!
YouTuber
財部亮治さんが教える「動画がバズる秘訣」!!
「ひとりglee」など、多重録音と呼ばれるテクを使い、すべて自分の声だけを使って曲を作るシンガー。様々なアーティストのカバー曲やオリジナル楽曲も作成してUPしている。昨年は「ワールドオーダー」とのコラボを実現!
動画作りのキッカケはマイケル・ジャクソン!?
実は僕、わざわざお墓参りに行くくらいマイケル・ジャクソンが好きなんですよ!! マイケルが亡くなった2009年に、悲しくてでも彼の曲を聴いていたくて、YouTubeで動画をいろいろ探したんですね。そこで、海外で音楽活動をしていて、マイケル・ジャクソンのカバー動画で今では世界的なYouTuberとなったSam Tsui(サムツイ)という人の動画を見て衝撃を受けたんです。「こんな人がいるんだ!」って。で、サムツイに憧れて、“動画を自分で作る”ということに興味を持ち始めたんです。
当時は普通に就職をし、仕事をしていたのですが、思い切って仕事を辞めて音楽の道に進むために上京したんですよ。アルバイトをしながら渋谷のクラブとかで歌っていたんですが、ある日「次のアーティストは、財部亮治です!」って紹介されたのを聞いて「あれ?」って違和感を覚えたんです。僕、アーティストって呼ばれるようなことなにもしてないぞ?って。で、アートに近いことをやりたい、アーティストと呼ばれるようなことをしたい、そう思うようになったんです。で…たまたまその時ハマっていたのが「glee」という海外ドラマなんですが、これをひとりでやってみよう!と思って多重録音し、クラブで映像を流しながら披露したらめちゃくちゃウケて…「あ、コレだ!」って思ったんですよ。そこから僕の動画人生が始まったんです。最初の一年は「ひとりglee」シリーズを作っていましたね。でも、思っている以上には、動画再生回数が伸びないわけですよ。自分のファン層は、洋楽より邦楽のほうが受け入れてもらいやすいと分かり、当時やはり大好きだった「ももいろクローバーZ」のカバー動画を作ったんです。そしたらコレが…ドカンとw。なるほど、トレンドを掴むことが大切なんだな、とそのとき実感しましたね。
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