「安倍政権とは何だったのか」自公政権の崩壊を断言し、いち早く総括した書が発売
安倍政権批判の急先鋒・作家適菜収の最新刊
だからあれほど言ったのに!
無知とデマで日本をぶっ壊す
売国奴に騙されてはいけない!
安倍政権批判の急先鋒・作家適菜収の最新刊が発売。
「言論界のロンリーウルフ、適菜収氏は至宝だ!」
吉田照美(アナウンサー・タレント)推薦
結局、バカがバカを支持するから、バカな国になる。
本文でも述べたように、世界経済フォーラム年次会議(ダボス会議)の冒頭演説で、安倍は徹底的に日本の権益を破壊すると宣言。電力市場の完全自由化、医療の産業化、コメの減反の廃止、法人税率の引き下げ、雇用市場の改革、外国人労働者の受け入れ、会社法の改正などを並べ立て、「そのとき社会はあたかもリセット・ボタンを押したようになって、日本の景色は一変するでしょう」と言い放った。
極左カルトのテロリストが「社会をリセットする」と言うならわかる。
オウム真理教が「新しい国をつくる」と言うならわかる。
しかし、今は政権中枢において国家の解体が進められている。
これまで私は、『安倍でもわかる政治思想入門』『安倍でもわかる保守思想入門』(いずれもKKベストセラーズ)などで現在の政治状況を批判してきたが、そこでも述べた通り、安倍晋三という個人をバカにしたり、引きずり下ろしても根本的な解決にはならない。
病んでいるのは、ああいう「幼児」を持ち上げ、野放しにしてきたわれわれの社会なのだ。
近代、少なくともこの四半世紀におよぶ「改革」騒ぎに対する反省がない限り、わが国の未来はない。
本書は「時代への警告」という形で、今の日本の姿を描写した。
病を治すためには、その根本を直視する必要がある。
(「おわりに 適菜 収」から一部抜粋)
CONTENTS
第一章
安倍政権とは何だったのか
戦後レジームからの脱却?
周辺の乞食言論人/絵に描いたような売国奴
安倍批判の機能不全/安保法制とは何だったのか?
立憲主義を唱えるのは左翼?/アホにつける薬
オークショットと保守政治/新しい国をつくる?
歴史の改竄/ダボス会議の冒頭演説
竹中・三木谷大好き/安倍が狙う皇室
今が瀬戸際/ひっくり返った世界
COLUMN
松本人志と共謀罪
芸人の職業倫理/ネトウヨばりの「対案を出せ」
第二章
だからあれほど言ったのに
肩書きや学歴に騙される人たち
学歴詐称疑惑が再燃/アメリカの失敗を追う日本
石破茂の限界/夜はまだ明けぬか
B層の聖域になった安倍晋三
遊びは大人が教えるべき/グローバルなおバカ人材 68
映画監督になりたかった安倍晋三
維新新喜劇と一億総活躍社会
福山雅治のギター/利用された被爆地広島
歴史は繰り返す
COLUMN
「バカ消費者」を手玉にとる政治家
橋下徹の「催眠商法」/騙されるやつが悪い?
第三章
無知とデマで世界はまわる
国の命運を国民投票で決めるな
舛添問題が炙り出したもの/昔陸軍、今産経
同情したがる人々/『一九八四年』の世界
邪悪な人間と闘うために
維新の会は犯罪のデパート/箸の持ち方
ヘタレの「あまちゃん」/自称保守と左翼の混乱
始まる前からゲームオーバー
SMAP解散の余波/オリンピックのバカ騒動
ネトウヨ政権/鍵はシチリアにあり
COLUMN
パラリンピック、そろそろやめたらどうか?
「やさしい自分」
第四章
安倍晋三の正体
「劇場型政治」が日本を滅ぼす
科学と道徳/蓮舫のセミヌード
思春期は残酷/産経新聞の劣化
東京の「橋下化」が止まらない
七人の小人/偽りを述べる者
運動会をもう一回やれ
周回遅れのグローバリスト
ゾウの寓話/「波動の高い植物」
韓国の期待の星
おわりに
《著者について》
適菜 収(てきな・おさむ)
1975年山梨県生まれ。作家。哲学者。ニーチェの代表作『アンチ・クリスト』を現代語訳にした『キリスト教は邪教です!』、『ゲーテの警告 日本を滅ぼす「B層」の正体』、『ニーチェの警鐘 日本を蝕む「B層」の害毒』、『ミシマの警告 保守を偽装するB層の害毒』(以上、講談社+α新書)、『日本をダメにしたB層の研究』(講談社+α文庫)、『日本を救うC 層の研究』、呉智英との共著『愚民文明の暴走』(以上、講談社)、『なぜ世界は不幸になったのか』(角川春樹事務所)、『死ぬ前に後悔しない読書術』、『安倍でもわかる政治思想入門』、『安倍でもわかる保守思想入門』(KKベストセラーズ)など著書多数。