徳川家康に「何事もまず彼に相談する」と言わしめた、徳川四天王・井伊直政の人柄とは?
歴史上の人物を四柱推命で鑑定! 第24回 ~井伊直政~
歴史上の人物に迫るには様々なアプローチがあるが、ここでは四柱推命(しちゅうすいめい)という手法を用いて、歴史上の人物がどんな性格であり、なぜ成功したのか(失敗したのか)、また歴史上の人物同士の相性を読み解く。※四柱推命と用語の説明はページの最後をご覧ください。
大河ドラマ「おんな城主 直虎」で注目を集めている、井伊家当主、井伊直虎。その直虎の養子でありその後井伊家、徳川家を支える、井伊直政(幼名:虎松)を鑑定する。
井伊 直政:(1561-1602)
生年月日:永禄4年2月19日(グレゴリオ暦:1561年3月14日)
それでは、上の命式表を見ながら鑑定していく。
○日柱の干支(かんし):「己酉」(つちのととり)
これは「秋」の「畑」を表す。「己」は、万物を育み育てたい願望を持っている。秋はまさに実りの時期。収穫の時期を迎えた人々、いわば能力のある人達を育てるのが得意だったのだろうか。また、「己」は、庶民的な感覚を持ち義理と人情に厚く、困っている人を助けようとするのも特徴。感情表現がうまくないので、ストレスをため込む傾向にある。「己酉」を持つ有名人として、本木雅弘や幸田普がいる。