「国宝」はいつから「国宝」になったのか
国宝びっくり豆知識①
「国宝」という言葉が誕生したのは、今からちょうど120年前の明治30年(1897)のこと。「すべてが国宝、数十年に一度というレベルの展覧会」と、大きな話題を集めている「国宝展」(場所/京都国立博物館)が開かれるなど、今、国宝への関心が高まっている。9月25日発売の『日本の宝』(KKベストセラーズ)から、「国宝びっくり豆知識」を紹介する。
Qそもそも国宝とは何?
文字通り、国民の宝。「文化財保護法 第27 条」によると、国宝とは「重要文化財のうち世界文化の見地から価値の高いもので、たぐいない国民の宝たるもの」とある。
重要文化財のなかでも特に歴史的価値、学術的価値が高いものが国宝に指定される。
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京都国立博物館 開館120 周年記念 特別展覧会「国宝」
会期:2017 年10 月3日(火)〜11 月26 日(日)
会場:京都国立博物館 平成知新館
開館時間:9:30 ~ 18:00(金• 土曜日は20 時まで) ※入館は閉館の30 分前まで。
休館日:月曜日(ただし、10 月9日(月• 祝)は開館、10 日(火)休館。
観覧料:一般1500 円(1300 円)、大学生1200 円(1000 円)、高校生900 円(700 円)
※( )内は20 名以上の団体料金。高校生以下、障がい者とその介護者1名は無料(要証明)