「LGBTは思ったよりお金を落とさない」となったら……当事者が語るブームの行く末
LGBT当事者が語るLGBTのこと 第1回
商業的な観点からみるLGBT
少子高齢化がすすめば、当然企業が売上を減らすことにもつながります。
日本の人口が減っている以上、既存の消費者だけをターゲットにするのではなく、新しいマーケットを開拓しなくてはなりません。
LGBTがその対象になっているのではないでしょうか。
一部の結婚式場は同性同士でも結婚式が挙げられるようになりましたし、お見合いパーティーも存在します。
同性パートナーを受取人にできる生命保険や、LGBT限定の旅行ツアーなど、数年前とは比べものにならないくらいLGBT向けの商品は増えているのです。
「LGBTは自由に使えるお金が多い」そういったイメージがあるのかもしれません。
働いてはいるが結婚していない。つまり可処分所得が多いはずで、LGBTに理解があることを示せば、当事者たちが商品を買ってくれるのではないだろうか…企業としては、こんな風に考えているのかもしれません。