バブルVSロスジェネ「大学時の仕送り」格差
【さとり・ゆとり・ロスジェネ・バブル】学生時代の経済事情を4世代で比較!②
今や社会人として、中堅どころに差し掛かってきている「ロスジェネ世代」。上司世代(バブル)と部下世代(ゆとり)に挟まれてどちらともジェネレーションギャップ感じているけれど、その違和感は「学生時代の経済事情」が大きく影響している?現役大学生である「さとり世代」を含む、「4世代論」で徹底比較!第2回は「学生時代の仕送り額」でランキングし、比べてみた!
1位
バブル世代
平均 15.1万円
前回の貯金額に続き、ここでもバブル世代の「圧勝劇」に。一体この世代はどれだけ裕福な生活をしていたのか…ロスジェネ世代以下にとってみると、なんとも恨めしい話で…。「僕の場合は、家賃と生活費で25万くらいもらっていました(49歳・会社社長)」「月々20万の仕送りの他に、お金が足りなくなったら、母親に電話して、さらに20万くらい追加してもらうこともありましたね(51歳・会社役員」
2位
ゆとり世代
平均 9.2万円
ここにきてグッと半減。とはいえ約10万円ならまずまず。彼らの学生時代はアベノミクスの影響でやや景気が上向いていた時代、というのもあるが、むしろバブル世代を親にもつことも少なからず影響しているようで…。「親がこれぐらいは必要だろう、と月々10万円弱は振り込んでくれていた(29歳・会社員)」「平均すると8万ぐらいかな。めちゃくちゃ安い家賃のところに住んで、あとは自分の趣味に全投資!(31歳・WEBデザイナー)
3位
さとり世代
平均 7.8万円
今回の調査では、現役世代の8割以上が実家からの仕送りをもらっているとのこと。そして平均して家賃の半額〜家賃相当分を送ってもらっている大学生が多数。「今は親に頼っているんですが、将来就職したら少しずつでも返していけたらと(19歳・専門学生)」「今は月6万円ぐらい自分の口座に振り込んでもらっています。そのまま家賃分、って感じで、やっぱ遊ぶお金はバイトで稼ぐしかないですね。当たり前のことですけど」(20歳・学生)
4位
ロスジェネ世代
平均 4.9万円
貯金額に続き、ここでもバブル世代にトリプルスコアの差をつけられてしまった哀しきロスジェネ世代。もちろん10万円前後の仕送りをもらっていた人もいたにはいたが、数字をならすとやはり他の世代に比べて額の少なさが際立つ。「仕送りは多くて5万、少ないときは3万くらいでやりくりしていました(37歳・会社員)」「学生時代は午後から深夜までアルバイトをして、なんとか生活を成り立たせていたっけ…(40歳・公務員)」
右肩下がりと言われる学生の仕送り額だが、実際は景気や親世代に
合わせてアップダウンしているもよう。あなたの学生時代はどうでしたか?