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ライターの「生死」を分ける4つのポイント

生き残るための、これが最低限 ライターは稼げるか?③

 以下に続くのは、ウェブと紙媒体の第一線で活躍する「プロ」のライター小林拓矢氏の寄稿である。どんな点を大切にして仕事をしているのか。シンプルな4つのポイントをあげていただいた。

誰もがベストセラー作家になれるわけではない

 ライターは書いた(発表した)原稿の量に比例して収入が増えるもの。至極当たり前の話であるが、媒体により原稿料の差があっても、多くの記事を書けば書くほど、収入が増える。また、書籍などの執筆では、部数によって印税が決まる。増刷すれば、そのぶんだけ収入が増える。

 ただ、エンターテインメントのベストセラー作家のように、部数の多い小説をたくさん書いて収入を増やす、というのは難しい。では、どうするか。

 
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小林 拓矢

こばやし たくや

1979年山梨県甲府市生まれ。早稲田大学卒。フリーライター。単著『早大を出た僕が入った3つの企業は、すべてブラックでした』(講談社)、共著に首都圏鉄道路線研究会『沿線格差』『駅格差』(ともにSB新書)など。


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