ディズニーリゾート 目指すのは「夢」か「利益」か
ゲストも気づいている「コスト削減」、その本当のねらいとは
先日、3000億円規模の投資が報じられた東京ディズニーリゾート。パスポートの値上げ等、近年の東京ディズニーリゾートでは「利益第一主義」に転じているように見える動向が目立つようになっていたが、その背景に何があるのか。 パークに十数年通い続ける、『思わず話したくなる究極のディズニー』の著者・みっこさんに聞きました。
2017年度上半期の入園者数は歴代3位
何かと忙しい現代人。様々な情報に埋もれ、厳しい日々を生き抜く私達にとって「非現実の世界」は、「ひと時の心の癒し」になります。そんな中、気軽に訪れることができるのが、夢やファンタジー、そして冒険の世界を提供してくれる東京ディズニーリゾートです。
苦境に立たされるエンターテイメント業界の中で、単なる「遊園地」ではなく特別感ある「テーマパーク」として支持され続ける東京ディズニーリゾートのその存在価値は改めて触れるまでもありません。
先日、東京ディズニーリゾートの2017年度上半期の入園者数が歴代3位となる1477万5千人となったことが発表されました。各年で若干の変動はあるものの、入園者数を保持・増加させ続けている経営手腕は、見習うべきところが多いと思います。