2ブロック、ボブ、アシメ…美容室で今さら聞けないカットの専門用語17選
【今さら聞けないヘア&サロン用語集①】初心者にはわかりづらい単語も、わかってしまえばもう怖くない!
そんなときは、この用語集をチェック! 第1回は「カット」にまつわる用語について解説。
アウトライン
ヘアスタイルの輪郭や、髪全体のシルエットが描き出すラインのこと。
アシンメトリー
正面から見ると、左右が非対称になるデザイン。独特な個性が出せる人気のスタイル。
ウェットカット
毛髪を濡らしてカットする方法⇔ドライカット
えり足
首筋部分の髪の毛の生え際のこと。ネーブとも呼ばれる。ショートヘアの場合、こまめに手入れが必要。
グラデーションカット
上の髪が長く、下が短くなるように髪の毛に細かい段差をつけて、つながりをもたせながらカットする技法。ボリューム感を出したり、毛先に動きを出すことができ、角ばったすそ部分に丸みをつけるために使われることが多い。
質感調整
毛束感、軽さ、ウェット感など、細かいディテールを調整するときに使う、感覚的な言葉。
(髪を)すく
すきバサミ(セニングシザー)で毛束をカットし、切り口をブツ切り状にカットして間引き、毛先に長短を付けること。髪に軽さや動きがでるので、毛量や質感の調節に使われる。
ストロークカット
毛量を減らして軽さをだすカット方法。毛束を持ち上げ、毛先から根本に向けてハサミをすべらせるように毛をそいでいく。毛先が不揃いになり、ふわふわした空気感が生まれる。
スライドカット
毛先5~6cmのところにハサミを斜めに入れ、刃をすべらせながらカットする方法。毛先が細くなり、スタイル全体に動感がだせる。
セニングカット
すきバサミ(セニングシザー)を使ったカット技法のひとつで、毛の長さを変えず、毛量を調節したり、ランダムな感じを出す時に使う。
(髪を)そぐ
レザーカットやスライドカットで毛先を細く削ること。毛先を間引くことにより髪の軽さや動きを出すので、毛量や量感の調節に使われる。
チョップカット
毛先からハサミを入れ、縦にザクザクっとカットすること。カットラインは不規則なギザギザになり、ラフで動きのあるイメージに仕上がる。
2ブロック
サイドとバックを刈り上げてトップやフロントを長く残すなど、あるラインで髪の長さを極端に変えて、長短2つのブロックに分かれたメリハリあるスタイル。ソフトモヒカンもツーブロックの一種。
ドライカット
乾いた状態でカットすること。髪本来のクセやボリュームなどが最もわかりやすい状態でカットできるので、仕上がり時に全体のバランスを整えるために使われることが多い。
バング
前髪のこと。額に垂れ下がっている時にこういう。
ボブ
レイヤーやジャギーを入れず、毛先を同じ長さに切りそろえた髪型。毛先に細かい段(グラデーション)が入った丸いシルエットになるのが特徴。肩よりも短い長さのワンレングスタイルのことを指すが、[ショートボブ]や[マッシュボブ]など、長さや形によって名称はさまざま。また、ボブは小柄な日本人に似合うスタイルで、洋服とのバランスが取りやすい。
レイヤーカット
毛先を中心に段差をつけるカット手法。下方にいくほど毛先が長くなるようにカットすることで、特有の段層ができる。上の毛を短く下にいくにしたがって長くすることで、ラフな雰囲気になり動いた時の毛の流れが美しくなる。
*編集部調べ。必ずしも全国すべての美容室に適合するわけではありません。ご注意ください。