「本気になった天才」高木美帆が、平昌を颯爽と走り抜く。 |BEST TiMES(ベストタイムズ)

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「本気になった天才」高木美帆が、平昌を颯爽と走り抜く。

「スピードスケート」前半の見どころと、メダル一号の期待がかかる高木美帆

■「1000m」は金銀ワンツーフィニッシュ!?

 競技の話題に戻る。

 特注種目3つめは14日の女子1000m。小平奈緒と高木美帆のダブルエースが並び立つ種目だ。小平の金メダル、高木の銀メダル、日本選手のワンツーフィニッシュを予想するメディアも多数ある。

 小平奈緒は昨年12月のW杯ソルトレイクシティ大会で、1分12秒09の世界新記録を樹立。前世界記録保持者のボウ(アメリカ)が不振なこともあり、金メダルの本命にのし上がった。

 今季、小平のW杯1000mは4戦3勝、1転倒。まともに走ったレースは全勝だった。

 一方、高木美帆はW杯3戦出場して、2位が3回。小平にしか負けていない。金銀独占は決して盛りすぎの夢ではなく、可能性の高い予想だ。

 小平は18日の500mでも大本命に推され、二冠の期待が懸かる。次回に詳しく取り上げよう。

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田端 到

たばた いたる

1962年生まれ。週刊誌記者を経てフリーのライターに。競馬、野球を中心に著書多数。趣味は五輪競技アスリートのSNSを観察すること。卓球は17年アジア選手権と18年グランドファイナルを現地観戦。


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