愛車でのドライブ、そのとき腕時計は。【大人の時計作法入門(7)】
「なりたい自分になる」一本を持つということ。それこそが、大人の時計作法。
大人になるということは、見られる、ということ。
つまり、見られる、ということに備える武器を、僕たちはこれからのステージで身につけていかなければならない。大人であることの証明、きっとそれを先人たちは「作法」と、名付けたのであろう。置かれた場所において、ふさわしい振る舞い、相応しい時計を身につけられる大人になりたい。
そんな男のための、大人の時計作法入門。
つまり、見られる、ということに備える武器を、僕たちはこれからのステージで身につけていかなければならない。大人であることの証明、きっとそれを先人たちは「作法」と、名付けたのであろう。置かれた場所において、ふさわしい振る舞い、相応しい時計を身につけられる大人になりたい。
そんな男のための、大人の時計作法入門。
たまには、わがままに。
趣味、嗜み、道楽、どう呼んでもらっても構わないが、オトコは誰しも譲れないこだわりを持っていることがある。好きな物は好き。いくつになっても、そんな子どもじみたわがままな自分がいるのだ。車なんて良い例だ。大人になった今も、乗りたいのはワンボックスのファミリーカーじゃなく、スポーツカーやマッスルカーがいい。ヴィンテージカーを手に入れて、休日にはガレージで油まみれになりながら車イジリなんて、まさしくオトコの夢だ。
そんな時、手元にいい子ぶったお澄まし時計なんてお断りだ。趣味性全開、TPOなんて知ったことか。他人にどう思われようと、手に取った一瞬でカッコいいと思った物を着けたいのだ。大人としてマナーやルールに従うことは、もちろん大事だ。でも好きな車でドライブする時は、そんな常識から自分を解き放ちたい。そんな自分に付き合ってくれる時計を持っておくことは、大人のオトコには必要なことなのだ。
今日はどれを着けようか。ミリジャケに合わせてカモフラ柄? ライダースに対してあえてゴージャスな白? 気分に合わせて買い揃えた時計のように、出来るなら車も数台所有したいものだが…、それはまたいつか。