伊藤万理華の19歳「好きなことを形にできることを楽しみながら」
【1819202122〜My 5 years talk〜 第1回:伊藤万理華(2)】あの人が経験した、経験する18-22歳の5年間。
記念すべき第1回は、昨年12月に乃木坂46を卒業し、2月20日(火)に初の写真集『エトランゼ』(集英社インターナショナル)を発売する伊藤万理華さんが登場!
「19歳」を迎えた2015年当時、彼女が考えていたこととは?
好きなことを形にできるのが楽しかった
2015年、伊藤万理華は舞台『すべての犬は天国へ行く』(脚本/ケラリーノ・サンドロヴィッチ)に出演し、映画『アイズ』では初主演を務めるなど、女優としての活動が本格化。また、デザイン誌『MdN』やファッション誌『CUTiE』にて、個人の連載もスタート。乃木坂46メンバーとして、個人として、活動の幅を拡げた年だった。
ーー2015年は、いわゆる“グループ外でのお仕事”が増えた年のように感じます。そんななか、伊藤さんが最も印象的だったお仕事とは?
伊藤 一番印象的だったのは舞台に挑戦できたことかもしれないです。自分が出られたことはもちろんですけど、『すべての犬は天国に行く』で、グループ単位で初めて本格的な演劇に挑戦できたことで、当時の乃木坂46が“挑戦してもいい世界”が広がった気がして。それがすごく嬉しかった覚えがあります。やっぱり、個人としてよりも、グループとしての活動を中心に考えていたんだと思いますね。
ーー伊藤さんのほか、生駒里奈さん、井上小百合さん、斉藤優里さん、桜井玲香さん、新内眞衣さん、松村沙友理さん、若月佑美さん…と、8人ものメンバーが出演していましたね。グループとして、新たな活動の幅が生まれた年だった、と。
伊藤 個人の活動としては、『命は美しい』(3月発売の11thシングル)での選抜復帰もありました。とはいっても、この年はずっと3列目で。“自分が何をしたらいいのか”がまたわからなくなった時期でもありましたね。
ーーおぉ…。グループとしては前に進んでいるのに、自身には“停滞”の想いが…。
伊藤 正直、選抜にいてもツラいことが多かったですね…。でも、そういう時期に『CUTiE』や『MdN』で連載を始めさせていただいたことは本当に幸せでした。
ーー『CUTiE』ではご自分でファッションデザインに関するページを作り、『MdN』ではさまざまなクリエイターとの対談を行なったりと、伊藤さんの“らしさ”が前面に出た連載でしたね。
伊藤 誌面に載る洋服も、すべて自分でスタイリングさせていただいたり…なかなか、アイドルに任せていただけるお仕事じゃなかったですよね(笑)。でも、ダンス以外にもアウトプットできる場をいただけたことで…選抜メンバーとしての葛藤はありつつも、すごく楽しく活動させていただいてました。それまでの私は、自分が好きなものははっきりしてたけど、それを形にできる機会がなかったので。好きなものを形にできることを楽しみながら、『グループとしてだけでなく、個人のお仕事からも興味を持ってもらえたらいいな』って思ってましたね。
次回は「20歳」の伊藤万理華さんに迫ります。
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伊藤万理華1st写真集『エトランゼ』
2月20日(火)発売
2017年、乃木坂46を卒業した伊藤万理華。キュートで個性的でファッショナブル。「アイドルらしくない」と自称する彼女が、2018年の2月20日、22歳の誕生日にファースト写真集を発売します。その芸術的センスや独特の感性を活かして、ちょっと不思議な卒業旅行を敢行しました。これまでにない大胆なカットも収録しています。香港という魅惑の街に立つ伊藤万理華の新たな一歩を観てください!
Profile
伊藤万理華
1996年2月20日生まれ、神奈川県出身。写真集発売日の2月20日(火)、東京・福家書店新宿サブナード店にて発売記念お渡し会を開催予定!
伊藤万理華1st写真集『エトランゼ』公式Twitterアカウント @MARIKA_etranger