伊藤万理華の20歳「そのタイミングで、卒業を決めました」
【1819202122〜My 5 years talk〜 第1回:伊藤万理華(3)】あの人が経験した、経験する18-22歳の5年間。
記念すべき第1回は、昨年12月に乃木坂46を卒業し、2月20日(火)に初の写真集『エトランゼ』(集英社インターナショナル)を発売する伊藤万理華さんが登場!
2016年、ついに「20歳」を迎えた彼女の、当時の想いとは?
衝動で動いてもいいのかな
20歳を迎えた2016年、伊藤万理華は15thシングル『裸足でSummer』で、2年ぶりに選抜落ちを経験。アンダーメンバーとして、9月には『アンダーライブ全国ツアー2016~中国ツアー~』に尽力した。そこで、初めて“卒業”を意識することになる。
ーー伊藤さんが“当時考えていたこと”を18歳からお聞きしてきて、いよいよ20歳を迎える2016年です。成人を迎えたとき、何か考えたことはありましたか?
伊藤 普通の人は『大人になるんだ』って思うのかもしれないですけど、私は何も変わらなかったし、特に意識もしてなかったですね。本当に『これからはお酒が飲めるのか』ってくらいでした(笑)。19歳から20歳にかけては本当にずっと一緒というか、引き続き“選抜にはいるけど葛藤してる”って時期で。この年の後半…下半期に入って、考えが少し変わったんですけど。
ーー下半期というと、7月リリースの15thシングル『裸足でSummer』の前後ですか?
伊藤 そうですね。アンダーに落ちた時期だったんですけど、アンダー楽曲『シークレットグラフィティー』で、久しぶりにフロントに立たせていただいてのMV撮影があったり、ユニット曲『行くあてのない僕たち』で、(井上)小百合とふたりでショートムービーを撮っていただいたりして。デビュー当時からずっと、映像で良いめぐり合わせをいただいていたこともあるんですけど、ここであらためて『私はやっぱり“作品づくり”が好きなんだな』『私はこれからもこういう映像を作っていくんだろうな』って自覚しました。
ーー1stシングルの個人PV『ナイフ』から始まり、5thの『まりっか'17』や17thの『伊藤まりかっと。』など、数々の名映像を生み出していましたし、“伊藤万理華といえば個人PV”という印象を持っているファンも多いですよね。ここで、将来的な活動も考えるようになったということですか?
伊藤 そうですね。この時期に『墓場女子高生』という舞台もさせていただいて、自分を表現できる場がさらに増えていて。『葛藤していた時期から、やっと少しずつ道が拓けてきたな』って想いはありましたね。9月のアンダーライブの中国シリーズもすごく充実していて、そのタイミングで、卒業を決めました。
ーー中国シリーズで、卒業の決め手になった出来事が?
伊藤 大きな出来事があったわけではないんですよ。それまでずっと『乃木坂46のメンバーとして前に進むためにはどうするべきか』って葛藤してきて、そこで迎えた中国シリーズが、個人的にすごく達成感のあるものになって。ライブの最後に『きっかけ』を歌ったときに、この曲の歌詞のように“衝動で動いてもいいのかな”って思ったんです。結果として、卒業を決めてから発表するまで1年という時間がありましたけど、いろんな経験ができて、『1年かけてよかったな』って思いますね。
次回は「21歳」の伊藤万理華さんに迫ります。
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伊藤万理華1st写真集『エトランゼ』
2月20日(火)発売
2017年、乃木坂46を卒業した伊藤万理華。キュートで個性的でファッショナブル。「アイドルらしくない」と自称する彼女が、2018年の2月20日、22歳の誕生日にファースト写真集を発売します。その芸術的センスや独特の感性を活かして、ちょっと不思議な卒業旅行を敢行しました。これまでにない大胆なカットも収録しています。香港という魅惑の街に立つ伊藤万理華の新たな一歩を観てください!
Profile
伊藤万理華
1996年2月20日生まれ、神奈川県出身。写真集発売日の2月20日(火)、東京・福家書店新宿サブナード店にて発売記念お渡し会を開催予定!
伊藤万理華1st写真集『エトランゼ』公式Twitterアカウント @MARIKA_etranger