新政府への強い反発から一転、明治政府の要人に 大勢に慕われた榎本武揚
歴史上の人物を四柱推命で鑑定! 第33回 ~榎本武揚~
歴史上の人物に迫るには様々なアプローチがあるが、ここでは四柱推命(しちゅうすいめい)という手法を用いて、歴史上の人物がどんな性格であり、なぜ成功したのか(失敗したのか)を読み解く。※四柱推命と用語の説明はページの最後をご覧ください。
榎本 武揚(1836-1908)
生年月日:天保7年8月25日(現行暦:1836年10月5日)
まずは、命式表の中で、自然界での役割を表す重要な場所、日柱の干支を読み解いていく。
○日柱の干支:「丙子」(ひのえね)
これは「冬」の「太陽」を表す。雲の間から差し込む美しい光のイメージだろう。太陽は自己中心的でリーダータイプが多いが、冬の太陽は優しく穏やかだ。武揚も少しずつ人に元気を与えられる存在だったのだろうか。同じく「丙子」を持つ有名人に、サッカー選手の香川真司や嵐の二宮和也がいる。
続いて、通変星、蔵干通変星から武揚の性格を読み解いていく。通変星、蔵干通変星をわかりやすく円グラフに表すと下記のようになる。
知性…様々な分野の知識が豊富で、何かを学ぶことに喜びを感じる。頭の回転が速く、物事を論理的に捉えることが上手
行動力…頭で考えるよりも行動で結果を出す。未知の分野に挑戦する意欲が強く、交渉力や営業力を磨けば成功できる
人脈…さりげない気配りができて誰とでも仲良くなれる。サービス精神が旺盛でコミュニケーション能力も高く人を動かせる。
自立心…他人に依存することなく、自分が信じた道を突き進む強い精神性。リーダーシップを発揮しフリーで活躍できる。
遊び心…楽しいことを企画する等、生活に遊びを取り入れることが自然とできる。芸術面の才能があり、表現力が豊富。