クーデターが起こると知りつつ静観 日本の行く末を真に案じていた江戸幕府最後の将軍・徳川慶喜
歴史上の人物を四柱推命で鑑定! 第34回 ~徳川慶喜~
歴史上の人物に迫るには様々なアプローチがあるが、ここでは四柱推命(しちゅうすいめい)という手法を用いて、歴史上の人物がどんな性格であり、なぜ成功したのか(失敗したのか)を読み解く。※四柱推命と用語の説明はページの最後をご覧ください。
徳川 慶喜:(1837-1913)
生年月日:天保8年9月29日(現行暦:1837年10月28日)
まずは、自然界での役割を表す重要な場所、日柱の干支を使って読み解いていく。
○日柱の干支:「甲辰」(きのえたつ)
これは、「春」の「木」を表す。冬を終え、新緑が芽吹くイメージだろうか。大地に根をしっかり張っているように真面目でさわやかな印象だろう。「木」は上に伸びていくように、よく言えば向上心が強く、悪く言えば一本木な性格でこだわりがあり人付き合いが苦手な面もあるかもしれない。常に上を目指し、出世を望む人が多い。慶喜も出世欲を秘めていたのだろうか。同じく、日柱に「甲辰」を持つ人物として、俳優の高橋英樹や青田典子がいる。
続いて、通変星、蔵干通変星から慶喜の性格を読み解いていく。通変星、蔵干通変星をわかりやすく円グラフに表すと下記のようになる。
知性…様々な分野の知識が豊富で、何かを学ぶことに喜びを感じる。頭の回転が速く、物事を論理的に捉えることが上手。
行動力…頭で考えるよりも行動で結果を出す。未知の分野に挑戦する意欲が強く、交渉力や営業力を磨けば成功できる。
人脈…さりげない気配りができて誰とでも仲良くなれる。サービス精神が旺盛でコミュニケーション能力も高く人を動かせる。
自立心…他人に依存することなく、自分が信じた道を突き進む強い精神性。リーダーシップを発揮しフリーで活躍できる。
遊び心…楽しいことを企画する等、生活に遊びを取り入れることが自然とできる。芸術面の才能があり、表現力が豊富。