女性好き、浪費癖…天才音楽家・モーツァルトの人間臭さ
歴史上の人物を四柱推命で鑑定! 第39回 ~モーツァルト~
○日柱の干支:「甲午」(きのえうま)
これは「夏」の「木」を表す。夏の樹木は、真夏のギラギラの太陽を受けて空に向かって少しずつ成長するとともに、枝葉を広げて影を作り人々が涼める憩いの場を作る。周りの人を労わりながらも上を目指して進んでいく出世欲があったのだろうか。また、木はまっすぐ上に伸びていくように、真面目で一本木な性格なところがある。
父親・レオポルトの英才教育の影響もあってか、モーツァルトは早くから自身の才能に気づき、自分を認めてくれない周りを嘆いていた。21歳の時には、音楽関係者の地位が低く、オペラハウスもない出生地・ザルツブルグについて、「ザルツブルグは僕の才能に合う場所じゃない」と手紙に綴っている。亡くなる半年前、モーツァルトは、聖シュテファン大聖堂の学長・ホフマンの後任というポストの内諾を得た。夢にまで見た名誉とお金がついてくるポストを手にしたが、残された時間はわずかだった。「ぼくが得ている名声にふさわしいことができそうな気がする。けれどもそれができずに死なねばならないようだ」と語っている。今世界中から大絶賛を受けるモーツァルトであるからその通りなのであろうが、それを自分で語る辺り、かなりの出世欲があったのだろう。
同様に日柱に「甲午」を持つ有名人として、石原慎太郎や堀北真希がいる。
続いて、通変星、蔵干通変星からモーツァルトの性格を読み解いていく。通変星、蔵干通変星をわかりやすく円グラフに表すと下記のようになる。
知性…様々な分野の知識が豊富で、何かを学ぶことに喜びを感じる。頭の回転が速く、物事を論理的に捉えることが上手。
行動力…頭で考えるよりも行動で結果を出す。未知の分野に挑戦する意欲が強く、交渉力や営業力を磨けば成功できる。
人脈…さりげない気配りができて誰とでも仲良くなれる。サービス精神が旺盛でコミュニケーション能力も高く人を動かせる。
自立心…他人に依存することなく、自分が信じた道を突き進む強い精神性。リーダーシップを発揮しフリーで活躍できる。
遊び心…楽しいことを企画する等、生活に遊びを取り入れることが自然とできる。芸術面の才能があり、表現力が豊富。