マッチョトレーナーに聞いた「片手でリンゴを潰す方法」
握力もベーシック6で鍛えられる
■「マッチョ、スーツ似合わない説」の真偽
筋肉とファッションの関係でいえば、「筋肉が付きすぎるとスーツが似合わない」という話もある。
「たしかに、いわゆるマッチョになれば量販店の吊るしのスーツは似合わなくなる可能性は大。しかし、フィットするスーツを選べば今よりも確実にかっこよく見えますよ。肉体というよりも、体にフィットしていないことが原因でしょう。また、普通の人が身体を引き締めて、背中や肩の筋肉がほどよく付き、ウエストが絞られた状態で着るスーツ姿がかっこよくないわけがない。それに加えて、トレーニングによって無駄なぜい肉が落ちると、顔もすっきりし、顔つきが変わってきます。実は、僕のもとにも『服が似合うようになりたいから』といってパーソナルトレーニングを受けにいらっしゃる方も増えているんです。体が引き締まり、程よく筋肉がつけば、スーツだけじゃなくてTシャツも似合うようになる。海に行く予定がなくても、これからの季節にもピッタリです」
いわゆるゴリゴリのマッチョになれば似合う服も限られてくるだろうが、初心者があの次元まで到達するには血の滲むような努力が必要。単にやりすぎなければいいだけなので、「服のために筋トレしない」というのはただの“言い訳”になるだろう。