面接で推すべきもの・推しすぎるとよくないもの
実績は「自慢してる」ぐらいPRせよ。“御社愛”は…
■“御社愛”を推しすぎてはいけない
反対に決して盛ってはいけないものもある。それは“御社愛”だ。新卒採用のときに面接で「御社が好きなんです!」と連呼して採用された方もいるかもしれないが、それを引きずってはいけない。嘘は見抜かれる。アピールするならば会社ではなく、その会社の仕事が好きとアピールすること。
大谷翔平選手の大リーグ移籍にたとえてくれた。
「大谷選手の場合も、自分がエンゼルスに行きたいというよりも、二刀流にチャレンジさせてくれるフィールドがいい。だからエンゼルスがいいんですと。これが『エンゼルスが大リーグ最高のチームだと思います!』と言われても『いやヤンキースもあるでしょ』となりますよね(笑)」
また最後に面接で注意したいポイントとしては、お金の話だ。給与の交渉などはなるべく内定をとったあとにしたい。
「面接の中での最初の質問にお金の話をしてしまうと、向こうに『この人はお金の方が仕事内容より重要なんだ』と勝手に先入観を持たれてしまうリスクがあります。これが内定をとった後であれば、企業はもう自分のことを評価してくれているので、言っても問題ないでしょう」
以上、これから転職活動に望む人の参考になれば幸いだ。