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「年賀状離れ」が止まらない。打開策は?

年末年始になると頭をよぎる年賀状の歴史

■発行枚数は前年の7%減

 

 今年も年賀状の販売が開始された。発行枚数は減少しており、今回は前年から約7%減となった。それでも24億21万2000枚も発行されているというから、完売したとすれば1人あたり20枚前後は出すことになる計算だ。

 インターネットの普及に伴い、若者を中心に年賀状を出さない人が増えているという。筆者も子どものころは友達に向けて書いたものだが、いまはメールやSNS上のやり取りで済ませることが多い。そのため、受け取る枚数もめっきり少なくなった。久しぶりに届いたかと思えば、結婚や出産の報告を兼ねたものばかり。自分では出さないくせに、もらえないとなると寂しいものだ。

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