働く女性が「感謝を伝えたい相手」1位は同僚。職場の感謝文化は希薄?/『女の転職type』が働く女性にアンケート【第97回】
株式会社キャリアデザインセンター(本社:東京都港区 代表取締役社長兼会長:多田 弘實)が運営する、女性の転職に特化した転職サイト『女の転職type』は働く女性430名を対象に勤労感謝の日にちなんで「職場での感謝」についてアンケートを実施しました。
正社員で長く働きたい女性のための転職サイト『女の転職type』は、女性のリアルな仕事観を調査する【データで知る「女性と仕事」】を定期的に行い、女性の働く環境の実態を公開しています。
▼詳しくはこちらからご覧ください。
https://woman-type.jp/academia/discover-career/data/vol-97/
■調査結果抜粋
★勤労感謝の日「感謝を伝えていない」が約7割
★職場に感謝を伝え合うカルチャーは「ある」が約1割
★感謝を伝える方法は「口頭で伝える」が半数以上
★今、一番感謝を伝えたい人は「同僚」
★感謝を伝えられるとモチベーションが上がるのは「上司」「お客様」
【Q.1 去年の「勤労感謝の日」は誰かに感謝を伝えた?】
※複数回答あり
女の転職type会員に去年の勤労感謝の日に誰に感謝を伝えたかを聞いたところ、「誰にも伝えてない」68.1%が圧倒的に多い結果となりました。同僚や上司、部下など、職場の人を挙げた人はそれぞれ5%に満たず、勤労感謝の日に職場の人に感謝をする文化はあまりないことが伺えます。
【Q.2 職場に感謝を伝え合うカルチャーはある?】
※離職中の人は直近の職場で回答
職場に感謝を伝え合うカルチャーや制度があるかを聞いてみると、「ある」と答えた人は約1割でした。
【Q.3 感謝を伝える手段は?】
Q.2で「ある」と答えた人に、どのようなカルチャーや制度があるかを聞いたところ、以下のような回答がありました。
「振り返りミーティングで感謝を伝え合う時間があった」
(30代/クリエイティブ系)
「お礼を言いたいときに社内SNS上でサンクスギフトを送るシステムがあった。送った方・送られた方双方にポイントが付与され、貯まったポイントに応じて商品券や商品と交換ができる」
(30代/企画・マーケティング系)
「小さなお菓子とメッセージカードを置いておいて、お礼と一緒に同僚に渡すという社内企画があった」
(30代/クリエイティブ系)
「感謝の気持ちをフォームで投稿できる状態になっており、月一回の部内会議でトップ3の人が表彰される。表彰されるとスタバで好きなドリンクを上限なしで1つ頼める」
(20代/事務・経理・人事系)
「お客様よりお褒めの言葉を貰ったらスゴロクを進め、ゴールしたら景品がもらえる」
(40代/事務・経理・人事系)
【Q.4 職場でどうやって感謝を伝える?】
※離職中の人は直近の職場で回答
職場で感謝を伝える方法として最も多いのは何かを聞いたところ、1位「口頭で伝える」が半数以上の57.2%を占めました。口頭で直接感謝を伝える人の方が多いようです。一方で「感謝を伝えることがない」と回答した人も18.9%ほどいました。
【Q.5 今、職場で1番感謝を伝えたい人は?】
今職場の誰に1番感謝を伝えたいか聞いてみると、1位「同僚」39.0%でした。一方で「感謝を伝えたい人はいない」と答えた人は21.3%と2番目に多く、Q.4に続き意外とドライな結果となりました。
【Q.6 感謝を伝えられると仕事のモチベーションになるのは誰?】
誰に感謝を伝えられると1番仕事のモチベーションになるかを聞いたところ、「上司」26.4%が最も多く、次いで「お客様(サービス利用者)」24.6%、僅差で「同僚」19.1%、「家族」18.5%と続きました。
「その他」の回答には「パートナー」「誰からでも嬉しい」などの回答が目立ちました。
【Q.7 仕事にまつわる「感動」「感謝」エピソード】
最後に、仕事にまつわる「感動」「感謝」エピソードを聞いたところ、以下のようなコメントがありました。
自分の職場だけではなく、日常生活でも誰かの「仕事」に感謝する場面があるようです。
「入社してまだまだな私に「慣れてきたね~」「ありがとう」「辞めないでね、頑張って」と声をかけをして頂き、頑張って良かったと思いました」
(50代/その他)
「何度異動しても私についてきてくれるお客様へ感謝を伝えたい」
(30代/サービス・販売系)
「他部署より無理な問題を持ちかけられても、相談すれば上司が助けてくれます」
(50代/事務・経理・人事系)
「家族も忙しく仕事をしているのに、晩ご飯を用意して待っていてくれた時は感謝の気持ちでいっぱいになりました」
(40代/サービス・販売系)
「仕事を辞めるにあたり、最終出社日に職場のみんなが今までのお礼として私の好きなお酒をプレゼントしてくれました。私も今までの感謝を伝えて、とてもいい送別会になりました」
(20代/事務・経理・人事系)
「食品の買い物で子どもを抱っこして会計をしたら、レジの店員さんがカゴを荷物詰め台まで運んでくれていて感謝した」
(30代/介護・医療・福祉系)
「居酒屋でメニューにはなかったが、子供が食べたいものを作ってくれて、とてもいい時間を過ごすことができた」
(40代/事務・経理・人事系)
▼詳しくはこちらからご覧ください。
https://woman-type.jp/academia/discover-career/data/vol-97/
詳細を見る
※調査データ(グラフ)は、小数点第2位以下は四捨五入しているため、合計しても100にならない場合があります。
※本調査は「女性」と性自認している方を対象に調査を行っております。
★今回のアンケート考察★
女の転職type編集長 小林佳代子
今回の調査では、勤労感謝の日にちなみ「職場での感謝」をテーマにアンケートを実施しました。昨年の勤労感謝の日に誰かに感謝を伝えた人は約3割と少ない結果となりました。その中でも「家族に伝えた」や「自分を労った」と回答する方が多く、勤労感謝の日に職場の人に感謝を伝えるシーンは少ないようです。
職場に感謝を伝え合う文化や制度が「ある」と回答した人はわずか1割でした。しかしながら、感謝の言葉が仕事のモチベーションに繋がると答えた人が多いことから、感謝の気持ちを表すことの重要性は明らかです。誰に感謝を伝えられると1番仕事のモチベーションになるかを聞いたところ、1位「上司」26.4%、2位「お客様(サービス利用者)」24.6%、3位「同僚」19.1%と続きました。過去実施した「職場の人間関係」に関する調査(https://woman-type.jp/academia/discover-career/data/vol-60/)では、不満を感じる相手1位が「上司」でしたが、感謝を伝えられると嬉しい相手1位も「上司」というのは興味深いですよね。職場における「上司」の影響力の高さが垣間見れます。
企業や組織において、感謝を伝え合う文化を育むことは、従業員のエンゲージメントや定着率向上に繋がる可能性もあります。感謝の気持ちを伝えやすい環境を整えること、例えば、ピアボーナス制度や感謝のメッセージを共有する場を設けるなども良いかもしれません。
感謝は強制するものではありませんが、感謝が仕事の充実度や働きやすさに貢献することは間違いありません。今年の11月23日は、ぜひ職場の人に感謝の気持ちを伝えてみてはいかがでしょうか?
■調査内容:第97回「感謝の気持ち伝えてる?」 / データで知る「女性と仕事」
・調査期間:2024年10月29日~11月7日
・有効回答数:430名
・調査対象:女の転職type会員
・調査方法: Web上でのアンケート
■データで知る「女性と仕事」一覧
働く女性を取り巻く環境や課題について定期的にアンケートを実施しており、さまざまな調査結果をご覧になれます。
https://woman-type.jp/academia/discover-career/data/
■『女の転職type』とは
正社員で長く働きたい女性のための転職サイトです。未経験から正社員になれる求人、プライベートも充実できる残業が少ない求人、仕事と育児を両立できる求人など、女性に人気の求人を多数掲載。充実したマッチング機能で、自分に合った仕事を見つけることも簡単です。
https://woman-type.jp/
■株式会社キャリアデザインセンター 会社概要
代表者 :代表取締役社長兼会長 多田 弘實
本社所在地:〒107-0052 東京都港区赤坂 3-21-20 赤坂ロングビーチビル
資本金 :5億5866万円
設立 :1993年7月8日
従業員数 :835名(2024年9月30日現在)
事業内容 :
・キャリア転職の専門情報サイト『type』『女の転職type』等の運営
・転職フェアの開催
・人材紹介事業(厚生労働大臣許可 13-ユ-040429)
・質の高い就職活動を情報誌、イベント、情報サイト、人材紹介で支援する『type就活』サービス
・IT業界に特化した人材派遣サービス『type IT派遣』(厚生労働大臣許可 派13-315344)
・Webマガジン『エンジニアtype』『Woman type』『20’s type』の企画・編集・運営
など、企業の採用活動をサポートする総合的なソリューションサービスを提供
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正社員で長く働きたい女性のための転職サイト『女の転職type』は、女性のリアルな仕事観を調査する【データで知る「女性と仕事」】を定期的に行い、女性の働く環境の実態を公開しています。
▼詳しくはこちらからご覧ください。
https://woman-type.jp/academia/discover-career/data/vol-97/
■調査結果抜粋
★勤労感謝の日「感謝を伝えていない」が約7割
★職場に感謝を伝え合うカルチャーは「ある」が約1割
★感謝を伝える方法は「口頭で伝える」が半数以上
★今、一番感謝を伝えたい人は「同僚」
★感謝を伝えられるとモチベーションが上がるのは「上司」「お客様」
【Q.1 去年の「勤労感謝の日」は誰かに感謝を伝えた?】
※複数回答あり
女の転職type会員に去年の勤労感謝の日に誰に感謝を伝えたかを聞いたところ、「誰にも伝えてない」68.1%が圧倒的に多い結果となりました。同僚や上司、部下など、職場の人を挙げた人はそれぞれ5%に満たず、勤労感謝の日に職場の人に感謝をする文化はあまりないことが伺えます。
【Q.2 職場に感謝を伝え合うカルチャーはある?】
※離職中の人は直近の職場で回答
職場に感謝を伝え合うカルチャーや制度があるかを聞いてみると、「ある」と答えた人は約1割でした。
【Q.3 感謝を伝える手段は?】
Q.2で「ある」と答えた人に、どのようなカルチャーや制度があるかを聞いたところ、以下のような回答がありました。
「振り返りミーティングで感謝を伝え合う時間があった」
(30代/クリエイティブ系)
「お礼を言いたいときに社内SNS上でサンクスギフトを送るシステムがあった。送った方・送られた方双方にポイントが付与され、貯まったポイントに応じて商品券や商品と交換ができる」
(30代/企画・マーケティング系)
「小さなお菓子とメッセージカードを置いておいて、お礼と一緒に同僚に渡すという社内企画があった」
(30代/クリエイティブ系)
「感謝の気持ちをフォームで投稿できる状態になっており、月一回の部内会議でトップ3の人が表彰される。表彰されるとスタバで好きなドリンクを上限なしで1つ頼める」
(20代/事務・経理・人事系)
「お客様よりお褒めの言葉を貰ったらスゴロクを進め、ゴールしたら景品がもらえる」
(40代/事務・経理・人事系)
【Q.4 職場でどうやって感謝を伝える?】
※離職中の人は直近の職場で回答
職場で感謝を伝える方法として最も多いのは何かを聞いたところ、1位「口頭で伝える」が半数以上の57.2%を占めました。口頭で直接感謝を伝える人の方が多いようです。一方で「感謝を伝えることがない」と回答した人も18.9%ほどいました。
【Q.5 今、職場で1番感謝を伝えたい人は?】
今職場の誰に1番感謝を伝えたいか聞いてみると、1位「同僚」39.0%でした。一方で「感謝を伝えたい人はいない」と答えた人は21.3%と2番目に多く、Q.4に続き意外とドライな結果となりました。
【Q.6 感謝を伝えられると仕事のモチベーションになるのは誰?】
誰に感謝を伝えられると1番仕事のモチベーションになるかを聞いたところ、「上司」26.4%が最も多く、次いで「お客様(サービス利用者)」24.6%、僅差で「同僚」19.1%、「家族」18.5%と続きました。
「その他」の回答には「パートナー」「誰からでも嬉しい」などの回答が目立ちました。
【Q.7 仕事にまつわる「感動」「感謝」エピソード】
最後に、仕事にまつわる「感動」「感謝」エピソードを聞いたところ、以下のようなコメントがありました。
自分の職場だけではなく、日常生活でも誰かの「仕事」に感謝する場面があるようです。
「入社してまだまだな私に「慣れてきたね~」「ありがとう」「辞めないでね、頑張って」と声をかけをして頂き、頑張って良かったと思いました」
(50代/その他)
「何度異動しても私についてきてくれるお客様へ感謝を伝えたい」
(30代/サービス・販売系)
「他部署より無理な問題を持ちかけられても、相談すれば上司が助けてくれます」
(50代/事務・経理・人事系)
「家族も忙しく仕事をしているのに、晩ご飯を用意して待っていてくれた時は感謝の気持ちでいっぱいになりました」
(40代/サービス・販売系)
「仕事を辞めるにあたり、最終出社日に職場のみんなが今までのお礼として私の好きなお酒をプレゼントしてくれました。私も今までの感謝を伝えて、とてもいい送別会になりました」
(20代/事務・経理・人事系)
「食品の買い物で子どもを抱っこして会計をしたら、レジの店員さんがカゴを荷物詰め台まで運んでくれていて感謝した」
(30代/介護・医療・福祉系)
「居酒屋でメニューにはなかったが、子供が食べたいものを作ってくれて、とてもいい時間を過ごすことができた」
(40代/事務・経理・人事系)
▼詳しくはこちらからご覧ください。
https://woman-type.jp/academia/discover-career/data/vol-97/
詳細を見る
※調査データ(グラフ)は、小数点第2位以下は四捨五入しているため、合計しても100にならない場合があります。
※本調査は「女性」と性自認している方を対象に調査を行っております。
★今回のアンケート考察★
女の転職type編集長 小林佳代子
今回の調査では、勤労感謝の日にちなみ「職場での感謝」をテーマにアンケートを実施しました。昨年の勤労感謝の日に誰かに感謝を伝えた人は約3割と少ない結果となりました。その中でも「家族に伝えた」や「自分を労った」と回答する方が多く、勤労感謝の日に職場の人に感謝を伝えるシーンは少ないようです。
職場に感謝を伝え合う文化や制度が「ある」と回答した人はわずか1割でした。しかしながら、感謝の言葉が仕事のモチベーションに繋がると答えた人が多いことから、感謝の気持ちを表すことの重要性は明らかです。誰に感謝を伝えられると1番仕事のモチベーションになるかを聞いたところ、1位「上司」26.4%、2位「お客様(サービス利用者)」24.6%、3位「同僚」19.1%と続きました。過去実施した「職場の人間関係」に関する調査(https://woman-type.jp/academia/discover-career/data/vol-60/)では、不満を感じる相手1位が「上司」でしたが、感謝を伝えられると嬉しい相手1位も「上司」というのは興味深いですよね。職場における「上司」の影響力の高さが垣間見れます。
企業や組織において、感謝を伝え合う文化を育むことは、従業員のエンゲージメントや定着率向上に繋がる可能性もあります。感謝の気持ちを伝えやすい環境を整えること、例えば、ピアボーナス制度や感謝のメッセージを共有する場を設けるなども良いかもしれません。
感謝は強制するものではありませんが、感謝が仕事の充実度や働きやすさに貢献することは間違いありません。今年の11月23日は、ぜひ職場の人に感謝の気持ちを伝えてみてはいかがでしょうか?
■調査内容:第97回「感謝の気持ち伝えてる?」 / データで知る「女性と仕事」
・調査期間:2024年10月29日~11月7日
・有効回答数:430名
・調査対象:女の転職type会員
・調査方法: Web上でのアンケート
■データで知る「女性と仕事」一覧
働く女性を取り巻く環境や課題について定期的にアンケートを実施しており、さまざまな調査結果をご覧になれます。
https://woman-type.jp/academia/discover-career/data/
■『女の転職type』とは
正社員で長く働きたい女性のための転職サイトです。未経験から正社員になれる求人、プライベートも充実できる残業が少ない求人、仕事と育児を両立できる求人など、女性に人気の求人を多数掲載。充実したマッチング機能で、自分に合った仕事を見つけることも簡単です。
https://woman-type.jp/
■株式会社キャリアデザインセンター 会社概要
代表者 :代表取締役社長兼会長 多田 弘實
本社所在地:〒107-0052 東京都港区赤坂 3-21-20 赤坂ロングビーチビル
資本金 :5億5866万円
設立 :1993年7月8日
従業員数 :835名(2024年9月30日現在)
事業内容 :
・キャリア転職の専門情報サイト『type』『女の転職type』等の運営
・転職フェアの開催
・人材紹介事業(厚生労働大臣許可 13-ユ-040429)
・質の高い就職活動を情報誌、イベント、情報サイト、人材紹介で支援する『type就活』サービス
・IT業界に特化した人材派遣サービス『type IT派遣』(厚生労働大臣許可 派13-315344)
・Webマガジン『エンジニアtype』『Woman type』『20’s type』の企画・編集・運営
など、企業の採用活動をサポートする総合的なソリューションサービスを提供
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