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「3.11三陸復興応援フェア」開催!

東日本大震災から14年。福島県、宮城県、岩手県の農畜水産物を集めたフェアを開催します。地元で獲れた新鮮な農畜水産物をふんだんに使用し、三陸の特産品を堪能できる料理を揃えました。

飲食事業と水産事業を併せもつ株式会社 SANKO MARKETING FOODS(本店:東京都中央区、代表取締役:長澤 成博、証券コード:2762、以下「当社」)は、受託運営を行う農林水産省の『あふ食堂』をはじめとする官公庁受託運営の8拠点11店舗の職員食堂及び当社運営2店舗『魚と野菜と土鍋ごはん 吉今』、『パスタmama 新宿店』において、2025年3月3日(月)~3月14日(金)の間、福島県・宮城県・岩手県で生産された農畜水産物を使用したフェア限定の特別メニューを販売いたします。



東日本大震災から14年。 3.11を忘れないために。
2011年3月11日に発生した東日本大震災では、大地震と大津波による農業用施設等の損壊・流出、農地や農作物の流失など、福島県・宮城県・岩手県をはじめとする東日本の広い地域に甚大な被害が生じました。なかでも福島県では、東京電力福島第一原子力発電所の事故が発生し、その影響による営農休止や作付制限など、農業はこれまでにない被害を経験しました。

復興庁は2021年度から2025年度の5年間を「第2期復興・創生期間」と位置づけ、今現在も被災地の復興に向け取り組んでおり、津波被災農地の復旧はこの14年で大きく前進し、96%で営農再開が可能となっています。しかしながら、被災地の復興は着実に進んでいる一方で、時間の経過やコロナ禍の影響により、震災の記憶や被災地への関心が薄れ、震災の風化が懸念されています。



この度、当社では農林水産省内の『あふ食堂』を含め、官公庁受託運営の8拠点11店舗に加えて当社運営2店舗にて、福島県・宮城県・岩手県の農畜水産物をメニューに取り上げることにより、いま一度、「東日本大震災」の復興支援への関心を向けていただくきっかけになればと考えています。
フェアの主役は「会津地鶏」の生たまご
会津の伝統と共に450年以上の歴史を誇る「会津地鶏」は、かつて会津地方全域で飼育されていたこの地域特有の品種です。昭和62年に福島県養鶏試験場が生態調査を行った結果、農家7軒でしか飼育されていないことが判明し一時は絶滅の危機に瀕していましたが、福島県によって保護され、またその際に鹿児島大学・東京農業大学の血液鑑定により会津固有の地鶏であることが証明された「幻の鶏」としても知られています。

産卵は2~3日に1個だけ。希少価値が高く、濃厚な旨み
会津地鶏はニワトリが飼育される通常のケージの1.5倍の広さ(600平方センチメートル)の中でのびのびと飼育されているため、野生に近い生態とされています。そのため、一般のニワトリは1日約1個の産卵があるのに対し、会津地鶏は2~3日で約1個と一般のニワトリに比べて産卵量が少なく、希少価値が高いたまごとして知られています。
また、たまご1個を産卵するために一般のニワトリは約130gの飼料を食べるのに対して、会津地鶏は約260~360gと約2~3倍の飼料を食べるため、たまごに旨味が凝縮しているのが特徴です。



2011年3月11日に発生した東日本大震災と、福島第一原子力発電所の事故による風評被害は会津地鶏の品種の維持・存続にも大きく影響しました。当時、消費者の不安から福島県産の食材がスーパーや飲食店で敬遠されて販売数が大幅に減少しただけでなく、原発事故の影響で一部の養鶏場が避難区域に指定され鶏舎を移動させる必要がありました。なかには移動ができずに放置されたニワトリもいました。また、原発事故後、物流ルートが遮断され飼料の供給が困難になり、代替飼料を使用。また地震の影響で電力供給が停止し、換気設備などの停止によって鶏舎内の環境が悪化しました。鶏舎やケージ、給餌システムの損壊により、飼育環境が不安定になりました。これらのことが原因で会津地鶏の産卵率はさらに減少しました。

その後、現在に至るまでに福島県の各地域で放射性物質の除染作業が大規模に実施され、農地や養鶏場の環境が改善されました。放射性物質の検査が行われその結果が公開し、食材の安全性も証明されました。今もなお、放射性物質検査の結果を新聞やホームページで公開し、消費者やマーケット関係者に正しい情報を周知する努力を続け消費者の不安を軽減し、信頼を取り戻すための活動が行われています。

本フェア開催にあたり、当社では希少な会津地鶏の生たまごを存分に味わっていただくため、洋食店舗共通メニューの「オムライス」や福島県産の生キクラゲを贅沢に使用した「たまご丼」など魅力あふれるメニューを揃えました。
その他の食材のご紹介
● 麓山高原豚
福島県内の指定農家で限定生産されるブランド豚。JA全農福島県本部が認定しており、優れた種豚と専用飼料を使用することで安全性や健康面、旨みを追求しています。
● 浅川の優味米
福島県浅川町で生産されている特別栽培米のブランド名です。浅川産コシヒカリを原料に、有機JAS認定の漢方資材を使用することで農薬と化学肥料を50%減らして栽培された身体に優しいお米です。
あなご蒲焼
東北屈指の水産基地と呼ばれる宮城県塩竈市より直送されたアナゴをじっくりとふっくら蒸しあげた蒲焼。小骨まで柔らかいのが特徴です。
● あおさ
福島県にあるマルリフーズのあおさ、福島県相馬市松川浦のあおさ(ヒトエグサ)を使用。食感がよく、香り高いのが特徴です。また、独自の洗浄・異物除去であおさ本来の風味や色合いを引き出しています。
● 三陸ジンジャー
岩手県陸前高田市で栽培されている大振りでみずみずしい生姜です。農薬や化学肥料は使わず、醤油のもろみカスなどを肥料として再利用しています。
● 愛情しいたけ
全国農業協同組合連合会・福島県本部が生産から販売までサポートするこだわりの菌床シイタケで、福島の冷涼な気候と生産者の熟練された栽培技術により作られています。 肉厚でジューシー、香りの豊かさと旨味が特徴です。

「3.11三陸復興応援フェア」 商品&提供店舗のご紹介
● オムライスたまご特有の臭みが少なく濃厚なコクと旨味が特徴の「会津地鶏」の生たまごを使用したオムライス。ご飯は福島県のブランドシイタケ「愛情しいたけ」と福島県産のニンジンを使用しています。

[提供店舗] 財務省『テゾリーナ』 / 法務省『霞ヶ関一丁目食堂』 / 厚生労働省『グッドミールダイニング』



● オムライス

● たまご丼「会津地鶏」の生たまごを存分に味わってもらうため、シンプルな「たまご丼」にしました。福島県の生キクラゲも贅沢に使用し食感の変化も楽しめます。

[提供店舗] 農林水産省『あふ食堂』



● たまご丼

● ポークジンジャージューシーでとろける食感が特徴の「麓山高原豚」を使用。ショウガの風味をより一層引き立てます。

[提供店舗] 農林水産省『あふ食堂』 / 法務省『霞ヶ関一丁目食堂』 / 財務省『テゾリーナ』 / 厚生労働省『グッドミールダイニング』 / 東大病院『あふ東大病院食堂』 / 防衛省『笑縁食堂』 / 外務省『笑縁食堂』



● ポークジンジャー

● あなごの蒲焼パスタふっくらとした身が柔らかいのが特徴のアナゴの蒲焼を贅沢にパスタにのせました。香ばしいタレがパスタと絶妙に絡み合う一品です。

[提供店舗] 農林水産省『あふ食堂』 / 法務省『霞ヶ関一丁目食堂』 / 『パスタmama新宿店』 / 防衛省『パスタmama』 / 東大病院『あふ東大病院食堂』 / 財務省『テゾリーナ』 / 厚生労働省『グッドミールダイニング』



● あなごの蒲焼パスタ

●あおさとホタテのパスタマルリフーズのあおさの特徴は旨味とほのかな香が感じられるのが特徴です。風味豊かなあおさをホタテと組み合わせ海の恵みが贅沢に詰まった一皿です。

[提供店舗] 農林水産省『あふ食堂』 / 法務省『霞ヶ関一丁目食堂』 / 『パスタmama新宿店』 / 防衛省『パスタmama』 / 東大病院『あふ東大病院食堂』 / 財務省『テゾリーナ』 / 厚生労働省『グッドミールダイニング』



●あおさとホタテのパスタ

<フェア実施店舗一覧>
● 農林水産省『あふ食堂』
● 財務省『テゾリーナ』・『三福』 ※職員のみ利用可
● 法務省『霞ケ関一丁目食堂』 ※職員のみ利用可
● 外務省『笑縁食堂』 ※職員のみ利用可
● 厚生労働省『グッドミールダイニング』・『笑縁食堂』 ※職員のみ利用可
● 防衛省『笑縁食堂』・『パスタママ市ヶ谷』 ※職員のみ利用可
● 東京大学付属病院『あふ東大病院食堂』 ※職員のみ利用可
● 東京法務局『東京チカラめし食堂』
● 『魚と野菜と土鍋ごはん 吉今』
● 『パスタmama 新宿店』

※「あふ食堂」は農林水産省正面玄関受付にて簡単な手続きをしていただければ、食事利用のみ一般入館も可能です。職員 のランチタイム(12:00~13:00)は大変混雑するので、その時間を避けていただくとスムーズにご利用できます。
※一部の受託食堂は職員のみの利用となり、一般の入館などは出来ませんのでご容赦ください。

『あふ食堂』のご紹介
「あふ」とは、「Agriculture, Forestry, Fisheries and Food」(農業、林業、漁業、食品)の頭文字に由来しています。また同時に、古語では「会ふ(出会う)」、「和ふ(混ぜ合わせる)」、「餐ふ(食事のもてなしをする)」という意味を持つことから名付けられました。
「食の責任官庁 農林水産省」にふさわしい食堂づくりを目指し、国産食材、有機農産物等環境に配慮した食材、被災地産食材を積極的に使用したメニューを開発し、メニューは週替わりで毎日8種、ボリュームも満点! 福島県産のお米、国産原料の味噌、沼津などから直送した⿂を使用し、産地の魅力を発信しています。

店名:農林水産省 あふ食堂
住所:東京都千代田区霞が関1丁目2-1 農林水産省本館B1階
TEL:03-6206-7990
営業時間:平日 11:00~14:00
定休日:土曜日、日曜日、祝日(閉庁日は休み)
公式ホームページ:https://afu-shokudo.studio.site/
公式インスタグラム:https://www.instagram.com/afu_shokudo/
農林水産省『あふ食堂』にて産地のPRをしたい皆様へ
ご当地「食」の PR、および、その魅力等を『あふ食堂』より発信いたします。
次世代につないでいきたい伝統的な郷土料理、都道府県民に愛されている「県民食」、ほかの都道府県の人にぜひ食してほしい地元の自慢料理、地元名店のレシピをメニューで再現および食堂メニューへのアレンジ等、企画協働にご興味がある方は下記までお問い合わせください。

【産地PRに関するお問い合わせ先】
株式会社 SANKO MARKETING FOODS  担当:小川
TEL:03-6206-7990 メールアドレス:kankocho_pj_2nd_ml@sankofoods.com

会社概要
【会社名】 株式会社SANKO MARKETING FOODS
【本社所在地】 東京都新宿区高田馬場1丁目28番10号 三慶ビル2階
【本店所在地】 東京都中央区新川1丁目10番14号
【支店所在地】 静岡県沼津市蓼原町45番地2
【代表者名】 代表取締役社長 長澤 成博
【設立】 1977年4月
【事業内容】 飲食店経営、水産業、除菌、清掃事業、自社ECサイトの運営
【ホームページ】 https://www.sankofoods.com/
【2024年9月株主総会動画】