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【ルイ・ヴィトン】アート・バーゼル香港2025に日本人アーティスト 村上隆の華やかな作品を展示

アート・バーゼル香港に、日本人アーティスト 村上隆の作品にフォーカスを当てたルイ・ヴィトンのプレゼンテーションが登場。彼のこの上なく想像力豊かで革新的な美的ビジョンを讃え、探求する今回の展示は、本イベントのために特別にキュレーションされたものとなります。



伝統的な絵画技法やアニメ、SF、ポップカルチャーを独自のアプローチで融合する村上隆。その多分野にわたる活動は1990年代から国際的に高く評価され、彫刻や絵画、映像作品、関連製品などがロサンゼルス現代美術館、ビルバオ・グッゲンハイム美術館、シカゴ現代 美術館、香港のタイ・クン・コンテンポラリーといった世界中の主要なギャラリーや美術館で展示されている他、ニューヨーク近代美術館やパリのポンピドゥー・センターなど、多くの権威ある美術館のコレクションにも収蔵されています。
1960年代に東京で生まれた村上隆は、東京藝術大学で日本画を専攻。その二次元的視点は、「ハイアート」と「ローアート」の境界を曖昧にし、商業的な作品とコンセプチュアルな作品、ひいては日本と西洋の美意識の区別をフラットにするという、2000年に彼が生み出したセオリー、「スーパーフラット宣言」に反映されています。以来、村上隆は、花や目、キノコといった彼の作品に繰り返し登場するアイコニックなモチーフや、現代アート初のオリジナルキャラクター「DOB」(1993年)、その名前が妖怪のような存在を彷彿させる「カイカイとキキ」など、魅惑的で心揺さぶる キャラクターを生み出し、自らが提唱する「スーパーフラット」を表現してきました。






アート・バーゼル香港のためにキュレーションされた村上隆の作品は、メタリックの巨大なルイ・ヴィトン トランクを模した華やかなブースの中で、アシッドグリーンのファブリックを背景に展示されています。一対の大きな彫像《ぞうちょうくん》《たもんくん》(2003年)の間からブースに入ると、その奥には謎めいた《Superflat Jellyfish eyes 1》(2003年)が。いずれも、2018年にフォンダシオン ルイ・ヴィトンで発表されたコレクションからの作品。そして芸術的発見の旅は、彫刻、版画、テキスタイルといった村上隆の大胆な作品群から厳選されたその他いくつかの著名な作品、ブース内の「秘密」の試写室で上映されるビデオ作品へと続きます。また、ルイ・ヴィトンとの長年にわたるコラボレーションの一環として彼が制作した作品も展示。このアーティスティックなパートナーシップから、「LOUIS VUITTON × MURAKAMI 2025」リエディション・コレクションが誕生したのは、記憶に新しいところ。またルイ・ヴィトンのヘリテージ・コレクションの代表作であるモノグラム・マルチカラーの「マリリン・トランク」(2003年)や、カモフラージュとルイ・ヴィトンのモノグラム・キャンバスを融合させたアイコニックなパターンであるモノグラモフラージュ(2008年)の大型キャンバス作品や定番バッグ「キーポル」も展示されています。



ルイ・ヴィトンのアート・バーゼル香港への出展は、メゾンがアートに深くコミットする姿勢を示すもので、100年ほど前にメゾンの創業者の孫ガストン-ルイ・ヴィトンが当時のアーティストたちにコラボレーションを依頼したことに端を発します。ルイ・ヴィトンではこの伝統を受け継ぎ1988年以降、ソル・ルウィット、ジェームズ・ローゼンクイスト、セザール、オラファー・エリアソンなど、現代アートやデザインの分野を代表する大物アーティストとのコラボレーションを展開してきました。また、世界各地のストアに併設されたコンテンポラリーアートスペース、エスパス ルイ・ヴィトンでは、ソフィ・カル、ダン・フレイヴィン、アルベルト・ジャコメッティ、ゲルハルト・リヒターといったアーティストの作品をキュレーション展示した実績も。その他2022年の草間彌生とのコラボレーションなど、革新的かつ大規模なアートプロジェクトをグローバルに繰り広げています。2014年10月にパリにオープンしたフォンダシオン ルイ・ヴィトンは、芸術と創造的な活動を支援することで社会貢献するというLVMHグループ、とりわけルイ・ヴィトンのコミットメントを具現化したもの。建築家フランク・ゲーリーの設計によって誕生したこの建物は、現在すでに21世紀建築を象徴する例として広く認められ、世界中から1000万人を超える来場者を迎えています。

ルイ・ヴィトンは、2025年3月28日(金)-30日(日)まで香港コンベンション・センター(1 Expo Drive, Wan Chai, Hong Kong, China)にて開催されるアート・バーゼル香港に出展しています。

PHOTO CREDIT:LOUIS VUITTON

アート・バーゼルについて
1970年にバーゼルの画廊主たちによって創設されたアート・バーゼルは今日、バーゼル、マイアミビーチ、香港、パリを拠点に、モダンおよびコンテンポラリーアートの世界第一級の美術展を開催しています。各展覧会は、主催する都市や地域ごとにユニークなものであり、参加するギャラリー、展示作品、および各回ごとに地元文化施設と共同で制作される併催プログラムの内容が反映されます。アート・バーゼルの活動はアートフェアの枠を超え、Art Basel Appをはじめとする新しいデジタル・プラットフォームや、「アート・バーゼル アンド UBSグローバル・アート・マーケット・リポート(The Art Basel and UBS Global Art Market Report)」、「アート・バーゼル・アワード」といったイニシアチブを通じて、広がりを見せています。アート・バーゼルのグローバル・リード・パートナーはUBSです。

詳細は artbasel.com をご覧ください。

ルイ・ヴィトンについて
1854年の創業以来、ルイ・ヴィトンは、革新とスタイルを組み合わせた独自のデザインを常に最高級な品質で提供し続けています。現在もトラベルラゲージ、バッグ、アクセサリーなどの製品を通じて、クリエイティブでありながらエレガントで実用的である、創業者ルイ・ヴィトンが生み出した「旅の真髄(こころ)」の精神を忠実に受け継いでいます。ルイ・ヴィトンというストーリーを作り上げたのは「大胆さ」でした。伝統を重んじ、歴史の中で建築家やアーティスト、デザイナーに門戸を開き、プレタポルテ、シューズ、アクセサリー、ウォッチ & ファインジュエリー、フレグランスなどの分野を開拓してきたのです。これらの丁寧に製作された製品は、ルイ・ヴィトンがクラフツマンシップにいかにこだわりを持ってきたかという証となっています。
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