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ちつアンチエイジング、女性機能から若返っていく

女子40歳からの、身体美人化計画 第11回

女性の永遠のテーマである「若々しさ、美しさ」を、流行に翻弄されずに確実に自分のものにするにはどうしたら良いのでしょうか? この連載では、本質的に健やかで美しい女性であるための方法を、パーソナルトレーナーの三雅さんが、妙齢女子の体と心の在り方から見つめていきます。大好物のコラーゲンや女性ホルモンとの付き合い方などに触れながら、華麗に加齢に抵抗する術を授けます。

■膣ケアで得られる健康、幸福、愛情

 そろそろ梅雨も明けて夏が始まりますね。いかがお過ごしでしょうか。近年は全国的に猛暑に襲われていても、やはり初夏は少しウキウキしますね。若い頃は恋愛にまつわるウキウキが大きかったですが、いやいや大人こそウキウキ恋愛しましょうよ。

 60歳を過ぎてもお肌ツヤツヤでシワもなく、年下のパートナーと恋愛を楽しんでいる実在のフランス女性のことを本で読みましたが、この女性はお肌のスキンケアと同じレベルで当たり前に膣ケアをしていていました。でも彼女が特別なのではなく、フランスでは一般的なスーパーでも、スキンケア商品と膣ケア商品は同じ棚に並んでいるとのこと。

 いくつになっても彼女たちは自分の女性性を大事にし、自らオンナを降りるなんてあり得ません。当たり前に恋愛もし、女性としての自分の体をケアし続けています。私たちだって60歳過ぎてもシワもないツヤツヤお肌でいたいし、素敵に歳を重ねて恋愛もし、いくつになっても女性として大事に扱ってもらいたいですよね。そのためにはフランス女性を見習って、まずは自分自身で女性としての自分を大事にすることからです。

 またヒトは死ぬまで性欲があるものと科学的に立証されているそうですが、動物的本能として考えたら、特に女性は生殖能力がなくなっても性欲があるのは、性欲は単に子孫を残すためだけのものではないということ。私たちは体に快感を感じると、愛情ホルモン、快楽ホルモンなどが大量分泌され、その名の通りに愛情と快楽を得ますが、脳のストレスも一気に解消されるとされています。つまり性欲とは種の保存のためだけではなく、健康、幸福、愛情を求める本能です。

 まずは女をやめないと誓い、いくつになっても愛され大事にされる女性になりましょう。そのために自分自身でやるべきこと、「女性としての体をケアする」その方法を今回はまとめましたので、ぜひ実践してくださいね。若々しく美しく、そして愛される大人の女性をやりましょう。

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三雅(mika)

パーソナルトレーナー。10代から結膜炎、鼻炎、喘息、アトピーなどのアレルギー疾患に苦しみ、27歳の時に草津温泉にこもり湯治生活をする。自分自身を蘇らせることに全身全霊をかけ、やがてほとんど薬を使うことなく全てのアレルギー症状を克服。その後、中国政府認可の国際中医薬膳師やピラティスインストラクターなどの資格を取り、現在は通うのは月1回で良いオリジナルメソッドのトレーニング指導を行っている。



http://gracehouse-mika.com/



写真:花井智子


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