ディズニーに存在する、自然との共存を研究している「神秘の島」。もしもの備えも万全?
ディズニーでもエネルギー問題!?
十数年、年間パスポートで東京ディズニーリゾートに通うディズニーリゾートの達人・みっこ氏の最新作『ディズニーがもっと楽しくなる 魔法のトリビア』。知る人ぞ知るトリビアが100以上紹介されているが、それでも入りきらなかった未収録なネタをこちらで掲載。
■自然との共存を研究している「神秘の島」。もしもの備えも万全?
ミステリアスアイランドのレストラン、「ヴォルケイニア・レストラン」。ご存知の方も多いと思いますが、ここはマグマの地熱を利用して調理をしているレストラン。レストランに入って、左側奥の部屋にはそのマグマの熱を変換している施設を見る事ができます。そんな中で、ご注目いただきたいのは、このレストランの入り口。緑の鉄の様な、強固な金属でできた頑丈な入り口になっており、慣れない人はちょっと入りにくい雰囲気のレストランかもしれませんね。
そんなこの入口の上を見てみると、なかなか気がつきにくい位置にあるのですが、何やら「鎖のカーテン」の様なものが縛られています。
プロメテウス火山はご承知の通り、現在もまだ活動中の活火山。時々、噴火して溶岩が飛んでくる危険な場所でもあります。そのため、溶岩の流入や土石流が発生した場合は、この大きな扉を閉め、さらにこの鎖のカーテンを降ろして「土砂や溶岩の侵入を防ぐ役割」があるのです。自然との共存をしながらもこうした備えも万全と言うわけなのですね。
ちなみにアトラクション「センター・オブ・ジ・アース」のスタンバイ列の途中、洞窟内にある作業場にも似たような強固な金網で作られた作業場がありますが、こちらも同じく溶岩等を防ぐのが目的です。
こうして溶岩の熱だけでなく、様々な自然の力を利用した研究を行っているネモ船長。
日本では様々なエネルギー問題がまだまだ大きな課題。そんな中で、様々な分野でこうしたエコなエネルギー研究もしているネモ船長の研究は、こうした様々なエネルギー問題も解決してくれそうです。