「放牧宣言」いきものがかりが結成10年目に語った“陰と陽”。
2017年6月号で創刊20周年を迎える『STREET JACK』。そのバックナンバーを紐解きながら、当時の若者ファッションシーンを振り返ります。
移り変わりの激しいストリートのファッションシーンを
約20年に渡り追い続けてきた『ストリートジャック』。
約20年に渡り追い続けてきた『ストリートジャック』。
雑誌名こそ創刊当時から変わらないが、その中身は
時代の流れに合わせるように、大きく変化していった。
そんな過去のアーカイブスから、当時の時代背景や
ファッショントレンドが分かる“名物号”をピックアップ!
SJ CHRONICLE 1997-2017
【第9回】2008年4月号/前編
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写真を拡大 カバーは当時19歳!にも関わらずミステリアスかつ妖艶ささえ漂わせる女優の黒木メイサさん。「私、ボクシングにハマりかけています。(中略)男女ともに、強くてカッコイイ人が好きなので、私も近づきたいです」。ドラマ『1ポンドの福音』でKAT-TUN亀梨和也と共演していた頃のインタビュー。
DATA
発売日:2008年2月24日
表紙:黒木メイサ
巻頭特集:春の「買っとけ!」300連発!!
2017年の一発目は今から9年前の2008年4月号を振り返ってみたい。
誌面は裏原ブランドやプレミアムスニーカー人気が落ち着きつつも、
依然としてストリートの中心に君臨。前年から勃興した4大勢力
(連載第7回、第8回を参照されたい)の「仁義なき戦い」も一段落。
原宿のストリートが「なんとなく、キレイめ」に落ち着き始めた頃。
この号の目次はこちら。
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写真を拡大 南明奈、スザンヌなど、いわゆる「ヘキサゴン系」アイドルが全盛期を迎えていた頃。ファッションページでも彼女たちが「モデル」として、毎月のように登場していた時代。
2008年の春ファッション立ち上がり号ということで、ウエアからバッグ、
スニーカー、時計と、あらゆる角度から当時の「流行予測」をしている。
「1万5000円あったら何を買いに行く?」など、すでにバリューブームの
黎明期といえる企画も登場、ファッションに対する第一条件に「安い」が
増え始めていた、そんな頃。
ある一組のアーティストが、本誌に「初登場」していたーー。