老けて見える? 姿勢の崩れはストレッチで正そう!
お尻をほぐせば「疲れ」はとれる 第3回
通勤電車に揺られながら、最近疲れがたまっているな~とボヤくサラリーマンの方必見。疲れの原因はお尻の固さにあるのです。それを解消する最も効果的な方法はストレッチ。先ごろ『お尻をほぐせば「疲れ」はとれる』(ベスト新書)を上梓。「Tarzan」でもお馴染み、坂詰真二トレーナーに語っていただいた。
ストレッチで正しい姿勢を維持する
残念ながら人の外見は加齢とともに変化します。
シワが増えたり皮膚に張りがなくなったり、白髪が増えたり頭髪が薄くなったり、視力や聴力が落ちたり。これらの変化はある意味仕方がないものですが、体型や姿勢の変化は自分の意志と正しい努力次第で食い止めることができます。
一般的には加齢とともに背中は丸くなって骨盤は後傾し、膝が曲がっていきます。これは背骨を構成する椎体という骨がつぶれていくことが発端です。若い頃から背中を丸めていると椎体に対してより強いストレスが加わり、骨は早期につぶれて姿勢は崩れていきます。
高倉健さんが83歳で亡くなる直前に主演された映画を拝見しましたが、背すじがビシッと伸びていて、とても80を超えた方のそれとは思えない若々しい姿勢でした。聞くところによれば高倉さんは日ごろから立っても座っても背すじをしっかり伸ばしていて、乗馬やライフルなどの趣味で体を動かしていたとのこと。
ストレッチを続けて、首、胸、お腹、お尻など固くなりがちな筋肉をほぐして正しい姿勢を維持すれば、いつまでも若々しい外見を演出することができます。
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