イノシシを食べよう!④~猟師の私が実際に作ったイノシシレシピ
【第28回】都内の美人営業マンが会社を辞めて茨城の奥地で狩女子になった件
■ローストや角煮、自家製ベーコンの作り方♪
皆さんこんにちは! 茨城県でヨガのインストラクターの傍ら、新米猟師をしているNozomiです! さて前回は各地に伝わるイノシシ料理や下処理方法についてお話させて頂きましたね。今回は現役の猟師である私が、実際に調理したイノシシレシピについてお伝えさせて頂きます。私の拙い文章を通して、少しでも“狩猟”に興味のある方、すでに“狩猟”に携わっている方、そして何より“いのち”と向き合っている方のお役に立てれば幸いです。
【私が実際に作ったイノシシ料理】
さて皆さん、前回、ブタはイノシシを品種化していった動物だとお伝えしましたが、イノシシ肉は味や風味、食感などはブタ肉にとても似ています。私がイノシシを捕った時はだいたい“ロース”は700g~800gくらいの塊肉で切り分けて、“バラ”も同じように塊肉で切り分けますが、その後は3ミリスライスと4.5ミリスライスにしてから冷凍保存してい行きます。ローストや角煮、ベーコンなどを作る時は塊肉で作りますし、スライス肉は普段使いに重宝できますね。特にスライスしたお肉は、普段スーパーで買うブタ肉と殆ど同じ使い方をしますね! 薄めの3ミリスライスは冷しゃぶにしたり、ニンジンやアスパラガスなどの野菜に巻いてこんがり焼いて塩コショウで味付けたり、4.5ミリスライスは、サッと焼いて焼肉のたれをかけて頂いたり、生姜焼きにしたり、カレーに入れたりピカタなどに調理しています(*エ▽`*)
もっと分厚くスライスすれば、シシカツも美味しそう。ご紹介したいレシピは数えきれないほどあるけれど、今回は私が実際に作ったイノシシの中で特にオススメで美味しかった3つのレシピをご紹介させて頂きますね!
【冷凍お肉を美味しく食べる方法】
……と、その前に、冷凍お肉を調理に使う場合は、調理をする1日前に冷凍庫→冷蔵庫へ移し、調理1時間ほど前に冷蔵庫から出して、お肉を常温に戻しておくと良いです。電子レンジはビシャビシャになったり風味が損なわれてしまうので、オススメしません……!(経験済)