世界最速ランナーに学ぶ「骨」の使い方
ダイナミックな走りのカギは鎖骨だ 骨ストレッチ•ランニング①
一般人でもできるエクササイズ
まず、肋骨のサビをとり、可動域を広げるエクササイズとしては、「マグロ
の中落ちストレッチ」、「膝体側伸ばし」などをこまめに行っていくようにしてください。
そのうえでは、実践的な「あばらウォーク&ランニング」がおすすめです。ただ、あばら骨(肋骨)に手を当てて歩いたり、走ったりするだけのとてもシンプルなメソッドですが、手を当てることであばら骨の一本一本が動きだし、体全体の動きに連動しはじめます。
歩行に合わせて肋骨が上下し、体幹がダイナミックに動くのを感じられるようになったら、徐々にランニングに移行していくといいでしょう。慣れてくると、鎖骨が上下に波打つのも実感でき、体幹部のダイナミックな躍動が感じられるようになっていくはずです。
<『骨ストレッチ・ランニング 世界一、ラクに走れる!』より構成>