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世界最速ランナーに学ぶ「骨」の使い方

ダイナミックな走りのカギは鎖骨だ 骨ストレッチ•ランニング①

一般人でもできるエクササイズ

 まず、肋骨のサビをとり、可動域を広げるエクササイズとしては、「マグロ
の中落ちストレッチ」、「膝体側伸ばし」などをこまめに行っていくようにしてください。

 そのうえでは、実践的な「あばらウォーク&ランニング」がおすすめです。ただ、あばら骨(肋骨)に手を当てて歩いたり、走ったりするだけのとてもシンプルなメソッドですが、手を当てることであばら骨の一本一本が動きだし、体全体の動きに連動しはじめます。

 歩行に合わせて肋骨が上下し、体幹がダイナミックに動くのを感じられるようになったら、徐々にランニングに移行していくといいでしょう。慣れてくると、鎖骨が上下に波打つのも実感でき、体幹部のダイナミックな躍動が感じられるようになっていくはずです。

<『骨ストレッチ・ランニング 世界一、ラクに走れる!』より構成>

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松村 卓

まつむら たかし

スポーツケア整体研究所株式会社代表。骨ストレッチ創始者。1968 年生まれ。中京大学体育学部体育学科卒業、陸上短距離のスプリンターとして全日本実業団6位などの実績を持つ。引退後、ケガの多かった現役時代のトレーニングを根底から見直し、筋肉ではなく骨の活用に重点を置いた「骨ストレッチ」「骨ストレッチ・ランニング」などを開発。アスリートの動作改善から、一般向けの健康・美容指導まで幅広く活動している。


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