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楽しさいっぱい伊賀忍者屋敷

鈴木輝一郎 戦国武将の史跡を巡る 第41回

岐阜在中の歴史作家・鈴木輝一郎がゆるりとめぐる、戦国武将の史跡。
つい見落としてしまいがちな渋い史跡の数々を自らの足で訪ね、
一つ一つねぶるように味わい倒すルポルタージュ・ブログシリーズ開幕!

 今回は伊賀上野まで行ってきました。
 岐阜からは車でおおよそ二時間とちょっと。スマホの「MAP」で「伊賀 上野公園」と入力すると案内してくれます。
 地方の史跡の例にもれず、自動車は必須。

 伊賀上野城内に忍者博物館とかいろいろあります。伊賀上野城は築城の名手、津藩22万・藩祖藤堂高虎が設計しただけあって、かなり立派な造作です。

 石垣が見事だったんですが、撮影しそこねたので、藤堂高虎の顔パネで勘弁してください。

 まあ、そんな具合で公園内にある『伊賀流忍者博物館』へ。
 いきなり、こんなかわいいちびっこ忍者に遭遇しました。

 忍者体験コーナーがいくつかあって、この装束を貸してくれるんだそうです。
 そういえば昔、『忍風かげろう斬り』で太地喜和子が網タイツのくノ一をやってましたなあ……
 ちなみにこのちびっこ忍者は男の子。成人女性向けの忍者装束もありますが、網タイツではありません。

 行ったのは平日だったのでけっこう接客に余裕があり、みなさんまったりと相手をしてくれました。
 頼んだら忍者屋敷の受付の女性と忍者軍団の女性がスリーショットで写ってくれました。両手に花です。羨ましいでしょ。

 と、そんなところで、忍者屋敷のなかをご案内。次回につづきます。

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鈴木 輝一郎

すずき きいちろう

作家

1960年岐阜県生まれ。小説家。歴史小説『浅井長政正伝』『戦国の凰 お市の方』など著書多数。2008年には著作が50冊に達した。

日本推理作家協会・日本文藝家協会・日本冒険作家クラブ会員。


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