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‐国家鉄道博物館準備処(台湾)・鉄道博物館(さいたま市)‐交流協力企画展「和風×台味 台湾鉄路の食文化」の開催について




○鉄道博物館では、2016年以降台湾の鉄道関係の施設等の調査や催しなどに協力してきましたが、更なる相互理解と友好関係を深め、両者の研究展示と博物館活動の発展を促進すべく2023年7月に台湾の国家鉄道博物館準備処と「交流協力協定書」を締結しました。
○本展では「台湾の鉄道と食」にフォーカスし、台湾の鉄道紹介、日台の食堂車の歴史や概要、駅弁の歴史、2027年にグランドオープンする台北の国家鉄道博物館について紹介します。また、展示解説は日本語と台湾華語を併記し、資料は台湾の資料を中心に、当館の資料も一部展示します。
○台湾の鉄道の食文化は、日本の影響を色濃く受けています。なかでも「鉄路弁当(駅弁)」は、今や台湾の人びとに深く根付いています。本展では日台の文化の繋がりとその背景、特に台湾で独自に発展したローカルな特色を感じていただけることを願っています。
○本展にあわせて特別イベントの開催や、館内レストランでのコラボメニューの提供、企画展図録などの販売も行います。


1 会  期 2025年2月22日(土)~2025年6月2日(月)

2 会  場 鉄道博物館 本館2F スペシャルギャラリー1

3 入 場 料 無料 ※入館料のみでご覧いただけます。
【入館料(税込)】

※幼児は3歳以上未就学児。
※スムーズにご入館いただくために、事前にオンライン入館券のご購入をおすすめします。
※障害者手帳等、各種利用券等をお持ちの方は事前に入館券をご購入いただく必要はございませんので、直接当館エントランスカウンターへお越しください。

4 主  催  鉄道博物館
        国家鉄道博物館準備処
        台北駐日経済文化代表処 台湾文化センター

5 協  力 文化部(台湾)

6 後  援 東日本旅客鉄道株式会社
       さいたま市

7 展示内容
第1章 台湾の鉄道路線
 本章では台湾と日本の鉄道技術や文化が密接に関わり合いながら発展してきた台湾の鉄道の歴史や現状を紹介します。

第2章 列車内外のレストラン
 本章では戦前の台湾の食堂車、ならびにそれを運営していた組織や関連施設を紹介します。また、戦後の台湾における食堂車の形式や内装、変遷を通して、台湾の鉄道の食文化を紹介するとともに、日台の食堂車を比較します。

台鉄の二重屋根構造の木造食堂車 1950年代

「観光号」の食堂車(台湾) 1961(昭和36)年


スシ37800形食堂車(日本) 1933(昭和8)年

ナシ20形食堂車模型(日本) 1963(昭和38)年製作

第3章 台湾の駅弁
 本章では駅弁が誕生した日本統治時代を出発点に時代や地域によって異なる駅弁を紹介します。また、台湾鉄道の代表的な排骨(パイコー)弁当に焦点を当て、その知られざる発展の秘話なども紹介します。



初代台鉄排骨菜飯(パイコーなめし)弁当 (再現模型)

2代目台鉄弁当(再現模型)


3代目台鉄弁当(模造)

35DR2500形ディーゼルカー 1950年代

第4章 出発!国家鉄道博物館プロジェクト ただいま進行中
 1935(昭和10)年に竣工した新台北鉄道工場の跡地に建設される台湾の国家鉄道博物館は、2027(令和9)年にグランドオープンすべく、整備を進めています(現在は部分公開)。動態保存した車両の乗車体験や入換作業を見学できるなど「生きた鉄道博物館」を最大の特色とした施設の見どころを紹介します。

国家鉄道博物館 全景

583系寝台電車 2020(令和2)年撮影

8 特別イベント、コラボメニューなど
 企画展開催にあわせ、特別イベントの開催や、館内レストランとのコラボメニューの提供、企画展図録の販売を行います。

(1)鉄道ジオラマ 台湾の鉄道模型車両の走行
 鉄道ジオラマで実施する解説プログラムの合間に、台湾の鉄道模型車両が走行します。
■期  間 2025年2月20日(木)~6月2日(月)
■場  所 本館2F ジオラマ室

(2)駅弁シンポジウム~日本・台湾の駅弁文化~
 日本と台湾の駅弁について、学識者と駅弁事業者によるシンポジウムを開催します。
■日  時 2025年2月22日(土) 13:00~16:00
■場  所 北館 てっぱくホール
■登 壇 者 湧口清隆氏(相模女子大学 社会マネジメント学科教授)
      曾令毅氏 (台湾國家鐵道博物館籌備處研究典蔵組副研究員兼組長)
      小林文紀氏(福豆屋専務取締役:日本鉄道構内営業中央会副会長)
      鄭安君氏 (千葉大学社会科学研究院特任研究員)
      堤一郎氏 (サレジオ工業高等専門学校 客員教授)
■主  催 広島駅弁当株式会社
■協  力 鉄道博物館
■参加方法 無料でどなたでもご参加いただけます。(入館料のみ必要)
      ただし、席には限りがあります。立ち見でもご覧いただけます。

(3)日本の鉄道の「食」をテーマにしたミニ展示
 企画展に関連して、日本の食堂車や駅弁に関する当館所蔵資料の一部を展示します。
■期  間 2025年4月16日(水)~6月2日(月)
■場  所 本館2F 鉄道車両年表

サハシ153形模型

サハシ153形模型の内部

(4)日本の鉄道の「食」に関する展示ガイドツアー
 館内各所にある鉄道の「食」に関する展示を学芸員と一緒に巡りながら、日本の鉄道の食文化を楽しく学ぶことができます。
■日  時 2025年5月25日(日)、6月1日(日)13:00~14:30
■場  所 本館2F コレクションギャラリー、本館2F 鉄道文化ギャラリー、
      本館 車両ステーション、南館3F 歴史ステーション
■定  員 20名程度(先着順)
■参加方法 開始5分前に本館2F コレクションギャラリーにお集まりください。

鉄道文化ギャラリーの「食コーナー」

現存最古の食堂車「9号御料車」1914(大正3)年     ※車内にはお入りいただけません

(5)企画展図録
 会期中に企画展の展示内容を紹介した日台併記の図録を本館1F ミュージアムショップTRAINIARTにて販売します。※販売開始日はホームページでお知らせします。

(6)レストランコラボメニュー
 会期中に館内のレストラン、カフェにて台湾名物のメニューを提供します。
1.トレインレストラン特製魯肉飯(ルーローハン)
 &マンゴーシャーベットセット
■場  所 本館2F トレインレストラン日本食堂
■販売価格 1,780円(税込)





2.ビューレストラン特製牛肉麺(ニョウロウメェン) 
■場  所 南館4F ビューレストラン
■販売価格 1,350円(税込)





3.タピオカミルクティー
■場  所 本館1F キッズカフェ
■販売価格 R(レギュラー)サイズ 550円(税込)
L(ラージ)  サイズ 600円(税込)





※イベント等の詳細は、以下にて順次お知らせいたします。
鉄道博物館ホームページ(https://www.railway-museum.jp/
公式Facebook (https://www.facebook.com/teppaku)
公式Instagram(https://www.instagram.com/railwaymuseum/
※告知内容は予告なく変更、または中止となる場合がございます。
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