欅坂46・長沢菜々香さん「米谷奈々未ちゃんが
私のセリフを全部訳してくれる面白い役です」
土曜ドラマ24『徳山大五郎を誰が殺したか?』にまつわる欅坂46連続21日インタビュー第12回目
――まずはドラマ『徳山大五郎を誰が殺したか?』の中で、長沢さんが演じるキャラクターを教えてください。
長沢 私は山形県出身なので、山形県の訛りを生かしたキャラクターになっています。台本の自分のセリフの部分には全部最後に(山形弁で)って書いてあって(笑)、自分で山形弁に直して話しています。
――オール山形弁ですか!
長沢 はい(笑)。なので、何言っているのか分からないから、米谷奈々未ちゃんが私のセリフを全部訳してくれるっていう面白い役で…(笑)。
――すごく個性的ですね(笑)。今回の事件に対しては、どのように関わっていくのでしょうか。
長沢 結構、真面目な感じです。隠そうと言うよりは、「ちゃんと警察に行った方がいいんじゃないか」って言う、どちらかと言うと菅井ちゃんのグループにちょっと近い感じです。仲が良い米谷奈々未ちゃんの役も真面目な感じです。ふたりとも、そんなにちゃらちゃらした役ではないです。
――もし、長沢さん自身が事件に遭遇したらどうしますか?
長沢 私はすぐに警察に連絡しますね。…うーん。隠したらどんどん(状況が)ひどくなっていっちゃうと思うので。
――ご自身は推理力がある方だと思いますか?
長沢 あんまないです!(笑)
――例えば、子供の時になぞなぞ得意だったりは?
長沢 なぞなぞは…苦手です。
――では、話は少し戻りますが、監督からは方言がきついものを求められているんですか?
長沢 そうですね。最初は、特に何も言われてなかったので、結構ゆるい感じでイントネーションだけでやってました。でも、私のセリフの後に米谷奈々未ちゃんが訳してって書いてあったので、何を言っているか分かっちゃダメなんだって思って。何を言ってるか分からないくらいのものにしました。
――そこまできつくても、山形の人が聞いたら分かるのでしょうか?
長沢 多分、分かると思います。でも他の都道府県の人が聞いたら「フランス語?」って言われます(笑)
――長沢さんご自身が、山形弁がきつすぎて分からないことってあるんですか?
長沢 私は山形市出身なので、市内からはずれるとすごく訛っていて分からないですね。山形市内はイントネーションは訛っていますが、何を言ってるかは分かると思います。
――山形弁に訳すのは自分のニュアンスでアレンジが入ったりしますか?
長沢 インターネットで山形弁を調べてから訳しているんですが、山形出身の私でも意味が分からない言葉がいっぱい出てくるので、イントネーションは自分の感覚でつけてやっています(笑)。私のおじいちゃんとおばあちゃんがとても訛っているので、それを真似して「~だべ?」って感じで。
――山形弁って語尾にだべがつくんですか?
長沢 結構つきますね。山形市は語尾に「~だべ」ってつきますが、地域によっても違って、他に「~だにわ」や「~だずね」ってつくところもあります。
――それをさらに翻訳してくれる米谷さん大変ですね。